チェーザレ(4) 破壊の創造者

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チェーザレ(4) 破壊の創造者

  • ISBN:9784063723960

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内容説明

チェーザレ・ボルジア 没後500周年。男は中世を破壊した。中世西欧。権力が欲望と恐怖を煽りたて、世界を戦争へと導いていた。今再び、世界は同じ過ちを繰り返そうとしているのか? 閉塞する世界へ鳴らす500年前の英雄からの警鐘。理想の君主チェーザレ、再生(リナシメント)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

61
そうか、ルネサンスはローマではなかったのだな。フィレンツェ、メディチ家はこう関係してくるのか。あとにある歴史についての解説を読むと、チェーザレの運命がわかってしまうので、ここまで知りたくなかった気がする。2014/12/28

星落秋風五丈原

55
遂に妹のルクレツィア・ボルジアが登場。毒婦・淫婦などというおぞましい二つ名もあるが、この頃はまさかそんな様子は欠片もない。チェーザレとルクレツィア兄妹の過去篇が登場。久しぶりに再会した時、二人の年齢はルクレツィア7歳、チェーザレ12歳。これで恋に落ちていたら単なるロリコンだが25話の表紙絵ではもう少し大人になった二人が寄り添う姿が描かれている。こちらはなかなかお似合いだ。何でもありのボルジア家だから兄妹以上の関係があっただろうという憶測は飛び交い制作されたドラマでもその線に沿って二人の関係が描かれている。2018/12/24

mocha

49
ボルジア家の歪んだ家族関係。完成間近の工場の放火事件。チェーザレを狙う刺客も現れ、きな臭さが強まる。2021/01/20

exsoy

39
ルクレツィアが11歳にして美しくてつらい…/つい先日『カンタレラ』を読み終わったのでどうしても重ねてしまう。2013/01/12

ベル@bell-zou

35
【再読】ボルジア邸。ロドリーゴ、後妻の息子の嫁とまで関係を持つエロジジイっぷり。その義理の母娘の険悪さたるや。でも妹ルクレツィアの無邪気さが一番怖い。教養高いチェーザレも世間知らずの貴族のお坊ちゃんらしさを露呈。好奇心旺盛で融通効かないとか一番困るやつでしょ(笑)。〈メモ〉〜『君主論』1532年に刊行されたニッコロ・マキャヴェッリによる政治学の著作。 チェーザレボルジアを賞賛するだけではなく時には断罪することも辞さない。2019/07/01

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