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内容説明
枢機卿に就任したジョヴァンニは、ローマに入城。教皇インノケンティウス8世に拝謁するとともに、次期教皇を狙うロドリーゴ・ボルジアをはじめとするボルジア派の枢機卿とも親しくする機会を得た。だが順調に思われたローマでの日々に父、ロレンツォの訃報がもたらされる。狼狽し悲嘆にくれるジョヴァンニ。一方ロレンツォの弔問に訪れたチェーザレにメディチ家の新当主、ピエロは三国同盟解消の意向を語るのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
60
枢機卿に就任したジョヴァンニがローマに入城。ボルジアがローマを、メディチがフィレンツェを拠点として混沌とした世界に秩序を、とのチェーザレの願いも虚しくロレンツォ逝去。世代交代されていく歴史の中心人物たちと共に変革の時を迎えるフィレンツェ。ピエロ・デ・メディチの裏切りとも言える行為にボルジアは新たにゴンザーガ家を取り込んでいく。病床の教皇が危篤となり、いよいよコンクラーベ間近。ルクレツィアとチェーザレの再会は楽しみだけど、ジョヴァンニが不憫でハラハラハラハラ。あぁぁああ、次巻が待ちきれない!!!2015/06/05
KAZOO
59
10巻で終わりかなあと思っていましたがまだ続くのですね。ロレンツォ・ディ・メディチが死んでしまいその後のローマ都市国家間の均衡がどのようになっていくかが今回の山場であると思います。チェーザレの妹のルクレティアもいよいよ登場です。塩野さんの本でも読んでいるのですが、この巻でこの状況ですとあと20巻くらいは続くのでしょうか?2015/01/27
aisu
49
ジョバンニとアンジェロの驚き顔が少々ワンパターンだなあと思うのですが(偉そうですみません)周りの人々の腹の中で考えてる事が多すぎて、この二人は驚くしかないかな。でも、二人とも精神的にも成長しましたね。史実を元にしているので説明口調が多いのも仕方ないかな。そんな中で、ルクレツィアとアンジェロの絡みはオリジナルになるので、ちょっとほんわかしました。2015/01/26
Susumu Miki(Dik-dik)
44
モーニングで連載時に読んでいたので、内容的には再読。本巻にて、ロレンツォ・デ・メディチ死亡によりイタリア半島の情勢には変化が生まれ始める。内容的に次巻が面白いのは間違いないのだが、いつ出るかが不明(笑)。2015/02/16
星落秋風五丈原
40
本巻ではついにロレンツォ・デ・メディチが亡くなる。森川久美漫画『花の都に捧げる』では、サヴォナローラの反発はロレンツォに惹かれていたことの表れと解釈されている。惣領さんの場合、サヴォナローラは感情を見せないキャラクターとして描かれているため、ロレンツォに対する感情が全く読めない。ただロレンツォの死を「神の怒りに触れた故なのか」と問うのみ。サンタンジェロ城の鍵を巡ってボルジア枢機卿とデッラ・ローヴェレ枢機卿が病に伏す教皇の横で取っ組み合いの喧嘩をする。このシーンはドラマにも登場するので有名な逸話かもしれぬ。2018/12/29
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