内容説明
テオドシウス帝亡き後、ミラノ大司教は亡き皇帝に〈大帝〉の称号を与え、大聖堂に安置されている聖遺物を東方ローマ帝国の皇帝に譲渡することになった。いまだ内政が不安定なことから、皇后陛下たるエウドクシアがミラノに行幸することになる。付き添うのは、近衛騎兵隊長たるレギウスと皇后の護衛を特別に頼まれた“深紅の魔女”シフだった…。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
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一巻目より異教の神やら精霊やらがそこここに存在する様が心地よく感じられました。この作家さんの文体は、お気に入りです。飄々としたようでいて実は人一倍優しく繊細だったりするヒロインの心情が感じられるので。 しかし、またしても、助けた側なのに加害者だと誤解されるヒロイン。そして、レギウスへの説明をしないヒロイン。 キリスト教に虐げられながらしぶとく残る異教のモチーフは好きです。続きも読みます。2016/11/15
寒上ぺそぎん
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★★★☆☆[3/5][電本] 不寛容と憎悪の宗教+巡礼の姫() ときて、下手なラノベとはまた違った意味で読むのが地味に辛かったかも。姫()が居なければ普通に、ハイファンタジー風味の作品として読める感じではあるけれど。余談ではあるが、アレをあのまま放置しておいて、傾国とは違う意味で国を滅ぼす様は見てみたいかもしれない。2013/07/09
punto
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追記。2009/07/01
ピンク
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この人子憎たらしい生意気女書かせたら逸品ですな。あんな忌々しい小娘そうはいないわ。2011/04/18
pomme
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☆☆2010/12/16