内容説明
商船をゴート人に襲われて、小舟で漂うシフと犬のユリウスだった。レギウスの魂を見つけるためには、ポロエに行かなければならない。もはやサタンつきの娘がコンスタンティノポリスに戻るわけにはいかない。水の音が響き、小舟が揺れる。さざめき立った海の向こうで、誰かが手を振った。樽につかまって若い男女二人がさまよっていた。ヴィーラントとアスパシアだった。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
感想・レビュー
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詩歌
2
浦島太郎は亀を助けて玉手箱を貰った。シフは…。2014/05/21
すがはら
0
レギウス目覚めて良かったけど、ユリウス出てこなるのは残念。とうとうキリスト教がらみの霊だか何だかにまで関わってしまったシフ。シフにとってさえ、キリスト教の神はどこか絶対的なものなのですね。この時代のキリスト教の勢いはそういうものかもしれませんが、それ以外の存在や力に触れていたシフなのだから、もっと違った感覚を持って欲しかったかな。アスパシアが徹頭徹尾バカっぽい勘違いお嬢様だったのが悲しいです。2016/12/20
punto
0
追記。2009/11/01
ピンク
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なんか毎っ回、悪魔の手先だー!って勘違いされるよねー…まあ、何にせよ、とりあえず一件落着して良かったねぇ。2011/05/03
pomme
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☆2010/12/21