電撃文庫<br> 狼と香辛料III

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電撃文庫
狼と香辛料III

  • 著者名:支倉凍砂
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048694179
  • NDC分類:913.6

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内容説明

行商人のロレンスと狼神ホロが、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンへと着くと、若い魚商人・アマーティがホロに急接近してきた! ロレンスとホロの間に微妙な気持ちのすれ違いが生じ、あらぬ誤解が……。 ロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動が始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山川欣伸(やまかわよしのぶ)

14
行商人ロレンスと狼神ホロの旅を描いた物語の第三弾です。本巻では、冬の大市で賑わうクメルスンの町が舞台。若い魚商人アマーティが登場し、ホロへの感情が揺れ動くロレンスの姿が鮮明に描かれています。 見どころは、ロレンスとホロの間に生じる心理的な葛藤と、それによって引き起こされる一連の出来事です。特に、アマーティがホロに対して抱く好意と、それに対するロレンスの嫉妬や不安など、目の離せない展開が続きます(続く2024/06/20

たち

6
ホロに横恋慕してきたアマーティと恋の鞘当を繰り広げるロレンス。そこに黄鉄鉱の信用売りが絡むところが、狼と香辛料らしいです。商売の話は難しくてよくわからない所もありますが、ロレンスのホロに対する気持ちは火を見るよりも明らかで、本人もよく気付いていないところがヤキモキしますね。2016/01/22

うぬ山

3
やっぱりこのシリーズは中世ファンタジー世界が舞台かつ経済をスパイスにした、れっきとした恋愛小説。 この巻はロレンスの恋敵との対決。前巻に引き続きちょっとロレンスぽんこつすぎない?と思ったり……2024/05/15

kota

3
黄鉄鉱による市場の劇的なまでの価格変動の渦中、ロレンスとアマーティの掛け合いはページを捲る手を次へ次へと急がせたその幕引きとなった結末は意外で且つ、読者に爽快感を持たせたと思う。わっちはぬしのなんじゃ?三巻でこれを突き詰めたことは今後どういう展開になるかを期待させないわけがないP.S俺の前にもなんかナニに宿る女の子現れねえかな2015/09/01

リュック@カズヤ

2
二人の微妙な関係が浮き彫りになったと思われる今作。些細な事ですれ違う二人、それと重なるアマーティーの求愛。タイミングって大事ですね。。。 前作までとは違い商人がお金じゃないものを賭けた戦いです。(金使ってますが)結果は読めばわかりますが皆さんも積荷は大切にしてくださいね。 ここまでは昔アニメで見ていたのですんなり入ってきました。復習と原作とアニメの違いを楽しみましたが、次巻からはネタバレしてない状態で読むので、本来の楽しみ方が出来そうです。 あ〜二人の関係が羨ましいです。2016/02/20

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