電撃文庫<br> 狼と香辛料XII

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電撃文庫
狼と香辛料XII

  • 著者名:支倉凍砂
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048679336
  • NDC分類:913.6

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内容説明

ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の大地の地図が描けるという銀細工師に会うため、港町ケルーベにある絵画商を訪れることになる。そんなロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった──。 地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかしその村には、天使の伝説のほかにも、魔女が住んでいるという噂まであって……? ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

た〜

33
ますます難解になってきたな―。商売の要素は鳴りを潜めて本格的にホロの故郷探しに舵を切ってきたか。ロレンスは人脈がどんどん広がるな―2015/04/10

いおむ

28
フランがなかなか良かった。ラストにフランと言葉をかわしロレンスが部屋を出たあと、無言のホロと一緒に自分の部屋に戻るシーンが、いつもと違う余韻を感じさせてくれた。長く続くシリーズものの醍醐味です。2022/12/08

アウル

21
北の地図を手に入れるため銀細工師のフランとの取引でタウシッグ村へ天使の伝説を調べに行く話。今回は商売と言うよりも完全に詐欺のレベルのような感じ。まあ確かに行商人個人が聖遺物を扱うとなるととれる方法は限られるな。天使の伝説は実際に見てみたいな。2013/08/08

まりも

19
ヨイツへ向かうためにも銀細工師フランに地図を書いて貰うためにロレンスたちは天使が舞い降りた伝説のある土地へ向かう事に。今回は聖遺物という商人では扱いきれないネタになってきただけに経済ではなく詐欺というべき解決法だったかな。領主に利用され、自分の信仰が汚いものにされながらも修道女であり続けた「魔女」の存在がなによりも今回は印象深い。珍しくファンタジー色が強めだった気がします。2013/11/06

よっち

14
北の地図を描いてもらうことを条件に、一行は銀細工師フランとともに、天使が舞い降りた伝説のある村へ。今回は商売のためでもなく、ホロのためでもない形で覚悟のほどを問われたロレンス。いったんは命の危険を感じて逃げようと考えるも、でも結局は困難に立ち向かう人を見捨てるなんてできない二人ですよね。最初ロレンスが目の前で恥をかかされてイライラしていたホロでしたが、鈍感なロレンスはそれに気づかなかったというありがちな展開。最後ホロはフランと話してるロレンスが、ちょっとだけ気になっちゃったかな?(苦笑)2013/10/21

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