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内容説明
男女両方の器官を持って生まれた、IS(インターセクシャル)の春(ハル)。志向は男子なのだけど、身体は女性化が進行中……。ISの事実を言えぬままの初恋は、嬉しさとせつなさを交差させて、春と伊吹(いぶき)の仲を、微妙な距離に。「ISのままでも愛されるの?」――不安に揺れる想いをよそに、理解者は増えてゆくのだけれど……!? その確率、2000人に1人。ISを、淡き恋で綴(つづ)った感涙作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
23
自助グループの仲間達のうち、女性でいることを強要する親との想いのすれ違いのある美和子の辛さがよくわかる。相思相愛になった伊吹は春を女子と思い込んでおり、春のその罪悪感と真実を告げたら拒絶されるんじゃっていう恐怖感が痛いほどわかる。さらに春の幼なじみで良き理解者であるレオンは、春に友情以上の好意を持ちつつ応援する姿勢。男とか女とか考えなければ何の不安もなく告白できるのに。みんなそこで引っかかってる。そのもどかしさが辛い。女らしく振舞ってみても男のままでいても悩んでしまうし、そのせいで脆くなっていくのだよね。2013/04/03
明那
5
レオン君いいなぁ、可愛い。そして新しい友達の宇佐美さんメッチャいい。好きだ。美和子さんも色々あって、これからどうなるのか…2012/04/29
ルキシュ
4
高校生になって男女差が明確になってくる時期に戸惑う春。家族に恵まれてるなぁと思う。 でも美和子母の気持ちも分からなくもない。 親は子ども達の人生にどこまで介入していいのかな。赤ちゃんの時に選ぶのって難しいし、選んだからには貫くしかないんだろうなぁ…と母の葛藤に思いを寄せる。2015/04/21
日奈月 侑子
4
自分を親に否定されるのって、辛い。家ですら息が詰まる思いがするようなら、あの子は何処で羽を伸ばせば良いんだろう…と思います。誰にも心を開けないなんて、潰れてしまいそうです。 春も「女」になろうとして窮屈な思いをしてたり…常にぐらぐらしてて冷や冷やします。 相変わらずお母さんの愛情の深さに毎回ぶわってなってしまいます。本当に、良い家族を持ったなあ、と思います。 個人的には、宇佐美さんはお気に入りキャラだったりします。あのはつらつとした感じが好きです。 そしてレオンは…よくがんばったな、の一言。
ことり
4
家にあったISはこれが最後だったので(元々相方の本)最終回だと思ってハンカチを用意しながら読んだ本。最終回はまだまだ先みたいで集める楽しみが出来ました(笑)それは兎も角レオンかっけぇ!!レオンみたいな彼氏がいたらすっごく幸せだと思う。彼は自分の幸せより春の幸せをとる人間だから。好きな人が弱っている時「チャンス! 今なら間に割り込める、自分をアピールしてあわよくば本命に」と考えない人間は少ないと思う。レオンはその少ない人間のうちの一人だ。尊敬に値する。美和子が怖いこの巻だが次巻はどうなるのか楽しみ。2011/11/05
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