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内容説明
最後の夜――。永遠の恋……。男女両方の器官を持って生まれた、IS(インターセクシャル)の春(ハル)。周囲の色眼鏡にも屈することなく、困難を支え合ってきた伊吹(いぶき)との“男子制服どうしの恋”に、変化の季節が訪れる――。二人っきりの「最後の夜」。永遠の恋は叶うの……!? 「春・高校生編」、桜色のフィナーレ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
16
父親の無理解のせいで卒業を待たずして2年生のうちに東京へ転校させられる羽目になった伊吹。5年後の再会を約束して一旦別れる二人の純粋な気持ちは、胸が締め付けられる想いがした。その後の春は嫌というほど彼の存在の大きさを思い知っただろうけれど、パティシエになるための夢を叶えるベースになるような良い話もあって。将来は決して暗くない。不安なんか誰にでもあるんだよって思う。いろんな意味で卒業を迎えた彼らの時間は宝物。次の14巻からは大人編になるようなので、今日はここまでにしよう。しかし、理解してもらえるって最高だな。2013/04/04
kinoko
4
3.52012/08/02
YUU
3
伊吹やさしいなあ。いろいろ考えて、ふさわしくない、なんて言葉つらいなあ。夜の伊吹は男だった!最後の夜!伊吹もよく我慢してたと思う。電車のシーン、あっさりだったけど、その後の春のまだ整理できてない別れの気持ちがすごいつらかった。伊吹が春にすがりついてたようでもあったけど、離れてみて、春もずいぶん伊吹を支えにしてたんだなあ。卒業。2011/09/28
ランドル
2
春のいつでも闘う強さにあこがれる。ほんとリアルの私まで元気にしてくれる。はる、がんばれ2011/12/05
日奈月 侑子
1
凄く回り道をしながら、自分の道を着々と探しているんだと思う。パティシエ云々で、オーナー?さんが言った台詞は、自分にも刺さった。本人がどれだけ前向きに頑張ろうと自分を奮い立たせてそこに立っているんだとしても、その生き方、その人自身を見ようとしない人が殆どだと思う。それでも、春の頑張りで少しずつ見方を変えてくれた人たちのように、少しだけ関心を寄せてくれる人もいるんではないかと思いたい。 個人的に、キャラクターを作ってくれと言った時に「はいよ」と直ぐに差し出してくれたダンディーなおじ様が素敵でした。
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