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内容説明
すべての涙は、これから始まる“ミラクル”のための舞台装置なのだ! カペタ、魂の走りを魅せよ。全日本ICAクラス、榛名。予選ヒートは無念のリタイア、決勝ヒートは最下位出場。頼みの雨も降らぬまま中盤を迎えたレースだが……、ここからカペタの「伝説」が始まっていく! 第29回講談社漫画賞受賞。魂の作家・曽田正人が描き出す、超本格レーシングロマン、第8巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
7
雨降って一気にレースでしたね。途中からオートハウスが空気になってましたが…2015/09/18
かなっち
4
★★★★★優勝した志波君よりも、カペタへの声援が多いなんて。でも、あの熱いレースを見せられたら、仕方ないってもんですね。最後失神までしたのに、2位だったのを知って悔しがる様子に、今読み返しても涙が出ます。…私も悔しいです!!2021/06/17
笠
3
4.5 めちゃくちゃ面白い!白熱のレース展開、スピード感、読み手を没頭させるキャラクターの心理描写、すべてが最高レベル。念願の雨がようやく降り出すが、もうスリックタイヤを選択したあとでむしろスピンのリスクは他のマシンより高く、むしろ逆効果か…と思わせたところで、クラッシュすら覚悟したカペタの「特攻(ぶっこみ)」としか言いようがないメンタリティと、貧乏という苦境が培った唯一無二のテクニックが合わさり、最後尾からのぶっこ抜き!そしてノブ視点のモノローグがまた、泣かせる…熱くならざるを得ない。超興奮した。2021/07/07
シガー&シュガー
3
文字通り命懸けのバカがここにもいた。シャカリキのテルに比べると恐怖心もきちんと感じている上で、ゴールを前にするとその恐怖も体の痛みも吹き飛んでしまうカペタの姿に作者の描写力の深化を感じた。カペタ(もテルも)には「それしかない」。そういう人間を描くのが本当に巧い。リアルであるかどうかよりも作者が強く訴えたい何かがあるのだと強く感じることが出来るのがたまらなく良い作品だと思う。ゴール直後の、驚いた表情の奈臣が何を思っていたのか知りたい。この後に分るのかな。2015/06/07
tekipaki
3
カペタカッコ良すぎる・・・ラストは自分の痛みも憚らず悔し泣くカペタにもらい泣き2011/08/28