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内容説明
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
37
既読・再読。トリエラの「お母さん」。ここ辺りからもう終わりに向かってるんだよなぁ。2014/12/07
ゼロ
18
ヒルシャーの過去とジョゼの過去。過去に大切な人をなくし、過去を背負って生きてる。ヒルシャーは現実を知り、それでも戦おうとする。ジョゼはクローチェ事件により亡くした妹のために復讐を決める。彼女らは己の正義のための道具である。そう簡単に割り切ることができず、葛藤する。トリエラが注目されることが多いけど、リコも可愛いと感じる。死にたいして感傷的な部分はなく、暴力が世界を支配し、それに対し思うことはない。ただスカートがスースーするくらいです。2012/12/11
kanon
17
表向きのヨーロッパの…街並みや人々の描写は本当に綺麗で、その面だけを見ることが出来ればどれだけ良いか、なんて思ってしまうほどだが…まあそういった面だけを見たいならば他の作品を読め、ということになるのである。ガンスリは、もちろんのこと、ヨーロッパの暗部―を描いている。「身体を改造した少女の殺し屋」を利用しているという時点で、もうすでに暗黒なのである。ジョゼさんが最初と比べてなんとなくヘンリエッタによそよそしくなっている感じ、トリエラの過去…等、色々と知って、間違いなく登場人物に対する印象は変わってきている。2014/01/26
いおむ
16
再読。初読のときはあまり印象に残っていませんでしたが、マリア・マキャヴェリ嬢とトイエラの話が良かった。ほかのエピソードが辛く切なすぎるし…2022/06/05
まふぃん
14
前の作品なのにテロが出てくる。 私が今まであまり知らなかったのかな?!それとも、作品に現実が追い付いてきたのかな?2018/02/28
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