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内容説明
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
38
既読・再読。「ふざけた世の中だぜ」 小悪党のこの一言が全てを表している。2014/12/07
kanon
19
この作品…設定だけがあって、それに関連した1ストーリーで完結するものを描いているだけかと思っていたけれど…全然そんなことは無かった。よ~く読んで見れば、普通に話に連続性があるのだ。でも、中々に登場するキャラクター、組織、地名などが多いし、それもどかんと一気に放たれたもんだから何となく頭の中で整理がまだきかないのだが、これが全て理解出来るようになったらとてつもなく面白いだろうなあ…まあ、読み始めた最初から連想はしていたのだが、「BLACK LAGOON」に似通っていなくもないと思うんだ、この作品。2014/01/26
いおむ
17
再読!この時点で一番安定していてお姉さん的トリエラもやはり洗情された義体なんだなぁとわかる。リコやアンジェ、ヘンリエッタ…小さな女の子が「役に立つ」ために罪悪感なく人を殺せる悪趣味で「ふざけた世の中」。現実。2022/06/02
まふぃん
15
ピノッキオ編。子供が犠牲になるのはどの世界も一緒。 登場人物が少女だけではないので、読みやすくなった。2018/02/28
東西
13
さて、義体で無双してきた話だったけど、今までとは違う暗室者・ピノッキオの登場 いよいよ緊張感が高まってきましたね2015/08/08