光文社文庫<br> わたしが許さない~湘南探偵物語~

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光文社文庫
わたしが許さない~湘南探偵物語~

  • 著者名:喜多嶋隆
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334729332
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「あたし……また、少し死んだわ」――謎めいたFAXが、鎌倉のFM局のDJ・ハリーの番組に届く。横須賀基地のアメリカ兵と日本人とのトラブル解決人(シューター)・万里村桂は、フレミング大佐の要請を受け、早速探りはじめた。心に傷を持つハリーとともに、やっと見つけ出したFAXの発信人・シェリルの背後に、凶悪な犯罪組織があった……。桂の眼に怒りの炎が宿る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
駄作だが、呆れるのはシリーズ中の一冊で続編あるらしい。麻薬売買に関わった少年が自殺したという思わせぶりな発端(そこへいくまでも長い)、遺書があって…と強調され、なにかの偽装工作?とおもえば何もなし。強いて言えばこの作品のキモはバスフィッシング場面にある。「最善の配慮をしても不慮の事故で不幸な結末になることはあるんだよね」いい大人がそれまでそんなこと知らなかったか。ぶっちゃけると「管理売春」などたいした悪ではないしアジア系が調達困難(建前)といっても白人ならなお難しいはず。探偵小説なら魅力的巨悪を出すべし2011/10/09

ayumyn

2
手に取った時から嫌な予感はしていたが、これはひどい。会話文に多用される「………」、同じことが同じ表現で2度書かれている、本編と全く関係ない釣りの場面がやけに長い、章のタイトルが内容に全く関係ない等、わざとにしてはくどすぎる文章。つまりは下手。貸してくれた友人は「読んだら捨ててもいいよ」と言っていたが、捨てるには惜しい。できるだけ多くの人に読ませて被害を拡大したい。2011/09/23

りょう

1
絶句とはまさにこのことで、小説と呼ぶに値しない。小説というのは、心情に関する描写や具体的な描写を削ることで、読者に想像の余地を与えるという大前提があるのだが、この文章には無い。具体的な叙述があまりにも多く、もはや小説というよりも報告書。なぜこの本の出版の許可を出したのか光文社の担当者を小一時間問い詰めたい。また、描かれているエピソードも月並みなものばかり。読書好きな中学生が書いた小説ならまだしも、いい歳した大人が全力でこれを書いたなら恥を知れ。冬期講習の疲れを倍増させる一冊であった。2度と読まない。2015/12/29

SIG

1
貸した人々が口をそろえて言う「こいつはひでぇ」 横浜の米軍基地でおこる事件、そしてときどきフィッシング。表紙からして、そこにしびれるゥ!あごがれるゥ!な作品ではないと誰もが気づくはずだ。

Kenji

0
星3つ 湘南探偵物語 DJをするハリーにシェリルからのHELPのFAXが届く2016/08/03

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