内容説明
万里村桂、26歳。生粋の湘南娘。ヨコスカCIAとしての顔を持つ彼女は、駐留する米軍から特殊な仕事を依頼されていた。今回の要請は、中佐の娘の家出捜査であった。父親は、「どうしようもない娘」と言うが……。桂はかつての時分を思い出し、さっそく彼女の足跡を辿りはじめた。勇んだ恋、控えた恋、人の生き方を海辺に暮らす男女の事件で描く〃ライフスタイル小説〃。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
86
湘南探偵シリーズ第3弾になります。柔道を武器に奮闘する女性探偵「桂」の元に今回も雇い主である米軍「フレミング大佐」から、ミッションが。大佐の部下である中佐の娘「エミー」が家出をし、探してほしいとの依頼。果たしてどんな事情で彼女は家を飛び出したのか。本作は過去二作とは少し雰囲気が異なり、純粋に一人の少女が成長し、大人の女性へと変化していく様子が綴られています。サスペンス風な雰囲気もほとんどなく、安心して読めました。「桂」と「竜二」の距離感にも少しずつ変化があらわれてきたようで、これからが益々楽しみですね。2024/06/07
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