内容説明
万里村桂――米軍横須賀基地から依頼されたトラブル解決人(シューター)。サン・ディエゴ時代の元恋人・トニーが横須賀に赴任してきた。ハンバーガーとコーラで十分楽しかった日々が懐かしく思い出されるが、5年ぶりに再会したトニーは、どこか様子が違っていた。やがて、トニーの副業・英会話教室に疑惑が……。意を決して、元恋人を調べ始めた桂を待っていたものは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
72
湘南探偵シリーズも今のところ、本作がラストなのかなと。それにしては正直、ちょっと肩透かしなフィニッシュで、できるならばこの後も読んでみたいですね。米軍横須賀基地から依頼された'トラブルシューター'「桂」は5年ぶりにサンディエゴ在住時の恋人「トニー」と再会します。久しぶりに再会した彼は当時から見違えるほと、あか抜けており、どうやらかなり羽振りも良さそうで何やらワケがありそうです。「トニー」は副業として英会話教室をやっていますが、どうやらその英会話教室に秘めた理由があるようで、少しずつ怪しい影が近づきます。2024/08/16
you123
1
湘南を舞台にした青春ミステリー&恋愛小説。 主人公のケイの言葉、【言うだけの人、行動する人】 誰しも、人生に迷い、立ち止まることもあるだろう。けれど、立ち止まりっぱなしではダメ! とりあえず、一歩踏み出す事。小さな一歩でもいいから、踏み出しこと。2022/07/07
ぶらしゅうへい
0
80年代。くだらない小説だと思っていたが、今読むと、まあ、懐かしさが手伝って面白い。2020/11/01