絶版文庫発掘ノート 失われた名作を求めて

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絶版文庫発掘ノート 失われた名作を求めて

  • 著者名:岩男淳一郎
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 青弓社(2013/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787290007

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内容説明

次々に絶版を宣告される名著・名作の数々を、古書の山のなかから掘り起こし、ほこりを払って慈しむように扉を開ける。シュテフターから中島敦までの古書84冊の紹介と古書店探訪日記など、真によきものへのノスタルジーを呼びさますエッセイ。
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目次

緒言解説──絶版文庫本鳥瞰1 (1)シュテフター『森の小径・水晶』 (2)ヤコブセン『マリィ・グルッベ夫人』 (3)スターン『センチメンタル・ジャーニー』 (4)ベルグマン『カムチャッカ紀行』 ●紙魚のつぶやき● 古書探索日記から (5)『ギリシャ抒情詩選』 (6)『ミユッセ小説集』 (7)アクサーコフ『家族の記録』 (8)サッケッティ『フィレンツェの人々』 ●紙魚のつぶやき● 百円均一本 (9)レスコーフ『真珠の首飾り』 (10)シュー『さまよえるユダヤ人』 (11)ギッシング『蜘蛛の巣の家』 (12)『グウルモン詩集』 ●紙魚のつぶやき● 古い文庫解説目録から (13)ロート『酔ひどれ聖譚』 (14)フィツジェラルド『夜はやさし』 (15)デュアメル『阿蘭陀組曲・北方の歌』 (16)ラーベ『雀横丁年代記』 ●紙魚のつぶやき● 忙中スキあり (17)『支那童話集』 (18)ハズリット『時代の精神』 (19)トーマス・ハンショウ『天國の門』 (20)『ジイドの日記』 ●紙魚のつぶやき● 岩波の「文庫」について (21)ワーグナー『ベエトオヴェンまゐり』 (22)ラーゲルレーヴ『地主の家の物語』 (23)ホフマン『音楽小説集』 (24)サン・ピエール『海の嘆き』 ●紙魚のつぶやき● 「読書論」論 (25)ヒュルスホフ『ユダヤ人のブナの木』 (26)カロッサ『指導と信従』 (27)マンスフィールド『序曲・入江のほとり』 (28)コロレンコ『悪い仲間・マカールの夢』 ●紙魚のつぶやき● 閑話休題 (29)ヴェリエ・ド・リラダン『残酷物語』 (30)ジョルジュ・サンド『笛師のむれ』 (31)トゥルゲーニェフ『春の水』 (32)『セヴィニェ夫人手紙抄』 ●紙魚のつぶやき● 読書の場所 (33)コンラッド『蜥蝪の家』 (34)バルザック『天上の花・シャベェル大佐』 (35)シチュドリン『大人の為の童話』 (36)シュトルム『美しき誘い』  ●紙魚のつぶやき● 最近発刊された文庫から (37)ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』 (38)スタニスラフスキー『芸術におけるわが生涯』 (39)マルセル・アルラン『悩める魂』 (40)ジャン・ジロドゥ『ジークフリート』 ●紙魚のつぶやき● 幻の文庫たち (41)ジャン・コクトオ『山師トマ』 (42)ゴールドスミス『ウェークフィールドの牧師』 (43)ケストナー『人生処方詩集』 (44)ビョルンソン『日向丘の少女』 ●紙魚のつぶやき● 夢の休暇 (45)トルストイ『文学論』 (46)ピエール・ロチ『青春』 (47)『津村信夫詩集』 (48)薄田泣菫『茶話』 ●紙魚のつぶやき● 読書空間 (49)瀬木慎一『ゴッホ 生涯と芸術』 (50)『山内義雄譯詩集』 (51)石森延男『バンのみやげ話』 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初瀬川 翠

1
未読本多数ですが本書を読んで手に入れたいと思うものがいくつかありました。絶版本にもロマンがあるなと改めて思いました。ただ、絶版になった良本が埋れて消えていかないといいなぁ、と切なさも覚えます。2009/07/01

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