内容説明
あなたは自分の心の中に、何かが足りないと思ったことはない? 他の人にはあるのに、自分にはそれがないと悩んだことはない? 欠けているものを誰かに埋めてもらいたいと願ったことはない? そのことなら、もう心配はいらないわ。すぐに“そのとき”が来る。新しい可能性がひらかれて、苦しみのすべては終わるときが来る。私の敵〈ブギーポップ〉が邪魔さえしなければ――。私? そうね、敵は私を〈イマジネーター〉と呼ぶわ……。第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞の上遠野浩平が書き下ろすスケールアップした新作。イマジネーターの手から君は逃れられるか……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5263
2
ブギーポップ2作目 1998年発売。 この時代のラノベはちゃんとティーン世代に向けた物語であることを感じさせる。 思春期ならではの言葉にできないモヤモヤとした感情に共感してあげるような優しさがあった。 最近のラノベ・新文芸は大人向けなので本作が新鮮に感じてしまった。2024/03/20
青味泥シンカ
2
十年以上ぶりの再読ですが、意外と粗筋は覚えているもの、ただし大分印象が異なるというか、昔はそんなに好きな話じゃなかった事を思い出しました。それは偏に、本物綾波レイみたいな織機綺と谷口正樹とのボーイミーツガールが嫌いだったからで、今も余り好みではなかったですけれど、その代わりに安能慎二郎パートが好きだった事に気付いたというか、満を持して現れるブギーポップが良かったです。しかし本当、改めて読むと全然「笑わない」と違うというか、シリーズとしてのブギーポップの要素全部入りな二作目ですね、これ。2023/10/15
めーてる
1
20年ぶりに読んだ! 様々な人の視点から、一つの話が同時に描かれるのではなく、視点ごとに時間が進んでいっているのが面白いなあと感じた。最後の章の和子さんが綺に言う言葉が胸に刺さる。2024/11/01
kmori299
1
十数年ぶりに読んだけど、やっぱり、わかるようでわからない、わからないようでわかるような気がする話である。2024/07/31
ピラミッド
1
パート1というだけあって特に何か解決するわけでもなく次巻へつづく。 花の喩えはキレイで分かりやすくてなんだかかっこいい。2024/06/17
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