フラワーコミックス BASARA（１２）

著者名：田村由美【著】

小学館（2012/03発売）

• ISBN：9784091360120

内容説明

鹿角（かづの）と同盟を結ぶため東北へ向かった更紗（さらさ）たち。しかし彼らとの約束を破ってしまい、交渉は決裂。そして更紗たちは網走刑務所へ送り込まれてしまう。刑務所内で労働をさせられているうちに、何者かに襲われ気を失ってしまう更紗。そこを、所内を仕切る“風の梟（ふくろう）”に救われ、彼の部屋に連れてかれてしまう。更紗は、女だと見破られ、彼の女になるか死ぬかの選択を迫られた。かたくなに彼の女になることを拒んだために殺されそうになった更紗。そこに揚羽（あげは）が助けに来くるが、風の梟の部下・水の鹿にボロボロにやられてしまう。揚羽を救うため、彼の女になることにした更紗だが！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[椿]

刑務所内で、誰が敵か分からずハラハラ。麻薬か～！辛そうな世界だし、実はたくさんあるのかな？あとがきにあるＣＤブック聴いてみたいなぁ。

2016/08/26

[せ〜ちゃん]

★★★★★ 引き続き網走刑務所でのお話。 ハヤトも見つかったのに･･･。 打ちひしがれる更紗を、甘やかすことなく正気にさせる揚羽がニクイです♪ 毎度、敵とされる人達の生い立ちなどが明らかになると、そこにも心を持っていかれるんだよね・・・この刑務所の人達も可愛そうな人達だった・・・。 今まで謎であった部分が明らかになり、那智や角じいも助けに現れ、さぁ脱走です。

2014/09/10

[お昼寝ニャンコ]

電子書籍本。引き続き東北編。更紗の危機に度々身体を張る揚羽が胸に迫る。残虐非道と思われた風の梟、水の鹿、火の狐達にも深い事情が…。そして浅葱にも思惑が…。ハヤトや皆があれだけ酷い目に遭わされてきたのに、風の梟達を責めない更紗の器の大きさが凄い。その甘さが怖い部分もあるけれど…(>_<)。那智は流石です*\(^o^)/*。ノリといい、人使いの上手さといい、ホントに大好きです♪。群竹さん割と良い人ですね(^_^;)。角じいの過去には一体何が…？ともあれ、土の熊の正体は不明のままだし、この先まだまだ不安…。

2016/09/26

[002]

ここの人たちも、犠牲者だったのか‥梟たちも仲間になるかな？！揚羽もハヤトも健気！なのに、浅葱ー！！やっぱり‥なっちゃん、いいところで！！

2015/11/17

[チューリップ]

網走刑務所編。ハヤト生きてて良かったなあ。どんどん成長しているのが感じられてハヤト好きだな。そして網走ではひたすら揚羽がかっこいい！巻が進むたびに色んなキャラに愛着湧いてくるので本当に面白い。風の梟たちもただの悪人というわけではなくて、彼らは彼らで辛い過去の出来事があって壊れてしまったというのが何とも言えない感じ。ただ悪人だから倒すというのも事情を知った後ではそう簡単に出来そうにないよなあ。那智のペースに振り回される群竹さんも地味に面白い。何だかんだで良いコンビに見える。

2014/09/03