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内容説明
突如、国王の後継者・蒼の王として名乗りを上げた浅葱。浅葱の真意を確かめるために、更紗はひとりで王城へ乗り込む。朱理も更紗の後を追うが、浅葱と更紗は剣を交えることになる。そして、揚羽は更紗を守るために王城に向かう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿
21
憎まれ役を、買って出てくれたのね~浅葱!赤の王の終わらせ方は、カッコよすぎてダメか。国王の「介錯」という言葉に騙される更紗。この子も、いつまでも詰めが甘いよな~。白の王が浅葱を怒らせようと、わざと酷い言葉を並べてる。確かに「浅葱」っていいイメージの言葉じゃないもんね~。おまけの四道と千手の婚約式が幸せそうで、ほんわかしたよ。2016/08/30
せ〜ちゃん
16
★★★★★ 更紗は浅葱に会いに城へ向かう。 「タタラは朱里を選ばない」「タタラなら地獄の底までつきあうよ」・・・更紗の浅葱への言葉がぐっときます♪ 浅葱は更紗に殺されたかったんでしょうか・・・? そんな束の間の夢も朱里に邪魔されちゃった浅葱ですが、更紗の「まかせた」の一言が効いてますね。 浅葱がかっこ良く見えちゃいますよ♪ 揚羽が・・・揚羽が~っ!2014/09/10
ねこねこ
13
浅葱が覚醒しました✨更紗と浅葱の「ここは、まかせたよ、浅葱」「うん」がよかった〜✨短い会話がすべてを物語る。更紗と浅葱は、同じ方向を向いて信頼しあえる関係になれたよね😭白の王が城を破壊する仕掛けを発動させ城が崩れ始める。崩れるのを止めながら夜郎組と戦う揚羽…大丈夫なのか…😭それにしても鬱金王、朱理と血の繋がった親子とは、まったく思えない😫2022/01/28
お昼寝ニャンコ
13
電子書籍本。戦いもいよいよ佳境に。蒼の王として国王位についた浅葱と会うべく単身城に向かう更紗。更紗を追う朱里と揚羽。やはり、浅葱は悪役を引き受けてた…(>_<)。浅葱、揚羽、更紗、朱里、菊ちゃん、皆がそれぞれの戦いに全力を尽くす。浅葱の一瞬の夢…、更紗の浅葱への言葉、揚羽の死闘、そして陽炎への言葉…(>_<)、菊ちゃんの覚悟、その闘いを見守るお市さん。もうどのシーンも胸にグッと来過ぎてウルウル。先を読むのが怖い…。《もうダメだと思った時こそ立ちなさい》。お願いだから皆生きて戻って…(>_<)。2016/10/02
枯伍
11
浅葱を追って単騎王城へ赴くタタラ。それを見て地下に行く決意をする揚羽。蜻蛉の手紙を読んで更紗を追う朱理。それぞれの真意を問う、いよいよ最終決戦…なんだけど、のんびり読んでたら巻末番外編の学園パロディ「私立ばさら学園の夕暮れ」しか頭に残らなかったw 二回も鼻血ブーする純情な朱理が可愛い。2017/06/25