フラワーコミックス BASARA（７）

著者名：田村由美【著】

小学館（2012/03発売）

• ISBN：9784091336279

内容説明

浅葱（あさぎ）を新たに仲間に加えた更紗（さらさ）たち。正体は明かしていないが実は、彼こそが本当の蒼の王だった。浅葱はなんとか更紗と朱里を対決させようと企む。一方、更紗は母が生きているという情報をつかんだ。そして今、母は、赤の王の部下・花山（カザン）に連れられて、熊野に向かっているという。母を助け救い出すために熊野に向かった更紗たち一行。途中、更紗たちは巨大なくじらに銛一本で勇敢に立ち向かう青年・那智（なち）と出会った。そして、那智の案内で熊野の大神殿へ向かう更紗たち。実は那智は、大神殿の大神官の息子だったのだ。さらに、地元の青年団・天狗党のサブリーダーでもあって…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[椿]

仲間割れを引き起こそうとする浅葱を排除できないタタラ。もうそろそろ、周りの皆に女の子とバレてもおかしくないのでは？

2016/08/21

[せ〜ちゃん]

★★★★★ 更紗たちは熊野に向かい、更紗の母を救い出す為に、朱里の片腕である錵山と戦う。 浅葱の陰謀に振り回されながらも、更紗の純真な心が熊野の人達をも仲間にするんですが・・・その仲間になっていく人達もホントにかっこいいです。 自分の為に仲間が死ぬ事を許さない更紗の、驚くべき勇気に感動です！ 更紗の母:千草も無事ではあったものの、母の想いはとても切ないですね･･･。

2014/09/10

[お昼寝ニャンコ]

電子書籍本。運命の皮肉に満ちた巻。錵山将軍と共にいる母の消息を追い、一路熊野へ。母を思う余り周りが見えなくなっていたタタラが、仲間の命を喪う怖さと、頭に立つ者の責務を自覚する。情に流された千草の迷いも、錵山将軍の誇り高い最期も、思わずうーむと唸ってしまう物語の見事さ。座木と茶々のタタラに対する優しさが胸に迫る。聖と那智のキャラが良い感じ〜(*^^*)♪。那智の口上がカッコ良すぎる（≧∇≦）♡。そして謎の《白の王》が登場。今回もまた浅葱の腹黒さは天下一品。『死んでいい理由なんか ない』のセリフが秀逸。

2016/09/23

[枯伍]

錵山将軍に軟禁された母を追って熊野に向かうタタラ達。那智・聖たち天狗党が仲間になる。浅葱の陰謀で少数激戦となるなか、茶々と座木がタタラをかばい、タタラは二人を救いに走る。今回は赤の王と錵山将軍の思いのすれ違いが悲しい。いい部下から先に消えていくねえ。

2017/06/08

[柳多久]

座木と茶々の相思相愛カップル、いいな。予言の通りどちらかがかけることがなくてよかった。運命を打ち破っていくのもタタラなんだなあ。

2014/12/31