角川文庫<br> 三毛猫ホームズの狂死曲

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角川文庫
三毛猫ホームズの狂死曲

  • 著者名:赤川次郎【著者】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041497845

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内容説明

「命が惜しかったら、演奏をミスするんだ」──ヴァイオリン・コンクールの決勝に進出する桜井マリにかかった謎の脅迫電話を片山刑事の妹、晴美がうけてしまった!! 最終選考に残った7人は、東京近郊の宏大な別荘で外部との連絡を絶たれて課題曲ととりくむことになった。殺人、自殺未遂、放火、地震、奇妙な脅迫。次々起こる難事件を片山、いやホームズはどうさばくか? 大人気「三毛猫ホームズ」シリーズ第5弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本木英朗

30
〈三毛猫ホームズ〉シリーズ第4弾である。俺はやっぱりこの作品が一番よかった感じで、小学~高校時代までに20回以上読んでいた。今回は新版でとのことだが、やっぱり面白いよね、うん。まあ、今だったら弱いってところもあるけれどさ。あるいは演奏会自体、もっと多くのキャラが出てもいいしね。ま、その辺も込みでの作者・赤川次郎だと思っているけれどね! 総じて大満足でした。2023/07/17

ビグ

23
三毛猫シリーズ4冊目。ヴァイオリンコンクール本選出場者の優勝候補者のマリが狙われる。犯人がわからないまま、コンクール7日前から候補者メンバーで合宿に入る。マリの護衛と合宿場所の警備のため片山とホームズがそこに泊まり込む。そして…いつものパターンです。今時の手に汗握るミステリーとは違い、殺人が起きてもほわ〜っとして緊張感がなく、軽〜く読める。何も考えなくても読める軽さで昔の自分は赤川次郎さんに夢中になったんだろうな。スナック菓子のような存在。シリーズまだまだ長い。2021/10/16

Ayah Book

18
三毛猫ホームズシリーズ4作目。この本に関しては、赤川作品によくあるイカレた殺人動機や、登場人物の突飛過ぎる言動が抑えられ、ユーモアミステリの名にふさわしいお手軽にサクッと読めて楽しめる内容になっていたと思う。逆に言うと、いつもの狂いっぷりを期待すると、無難な感じではあるが。2021/05/06

ハル

18
やっぱりだんだんと晴美がうざくなってきた。朝倉宗和の初登場回だったが、この人はずっとブレなくていいなあ。トリックがどうとかよりも、キャラクターの動きが楽しい。猫と犬の褒め合いの所が笑えた。2019/07/04

米倉 涼子

17
★★★☆☆今回のホームズはそれ程の活躍を見せなかったが、様々なトリック、動機、そのきっかけ等が散りばめられていて、この複雑かつ面白さに魅せられ、ミステリーにハマりかけた中学生時代の心情を思い出した気がした。朝倉が須田の死体に細工をするとか、不倫上等な所等、チョイチョイそれってマズくない?と、言う部分が気になるが、昭和の作品なので気にしてはいけない。当時は鉄拳制裁が当たり前の時代なのだ。細かいことは良いのだ。2021/08/23

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