真人生が彩る　『　生命紀　』本棚

人生に答えを探す為、長きに渡り、放浪してきた。
此処に掲載した書名は、其の痕跡である。

しかしながら、ムダと称す放浪は終わりを告げる刹那が訪れる。

真に人生を探求する意志は、人生の黄金である。
億巻兆巻を読破すれど、限度がある。

幸い、真に遭遇する縁があった。
答えは、「　シンプル　」である。

先人先哲が、古来より繰り返し語られてきた歴史がある。

魂奥の囁き声に心耳を澄まし、意志に従い、勇気を以って進むだけである。
そう、がむしゃらに終始一貫である。

誠を以って、愛を以って、調和を為さんと。

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和書『五箇条の御誓文』を読む（改訂版）

あとがきも含めて、70Pの書籍である。…

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タグ日本史　文化

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和書塙保己一とともに - ヘレン・ケラーと塙保己一

ヘレン・ケラー女史が励みと為した盲人の…

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ヘレン・ケラー女史が励みと為した盲人の先人である。
時代は、江戸後期。武士階級が、幅を利かせる時代にあり、盲人であった塙保己一さんは、国家的文化事業を見事に為し遂げた。
この文化事業は、日本精神の顕れである「色」を統合・編纂したものである。これがあればこそ、現在にも明確な「色」として、継承する事が可能となった。
例えば、一子相伝だと秘伝扱いで、当事者以外は不明であるが、日本文化が秘伝扱いであれば、幅広く継承する事などは不可能であろう。
日本精神の根源である文化を、「色」に顕したからこそ、「空」なる精神の継承が可能になったのだ。
日本史を紐解いても、聖徳太子しか思い浮かばない程の国家的文化事業であろう。
江戸後期時代に、盲人でありながら、盲人階級では最高峰の総検校の地位に就く偉蹟を遺された。
その一生涯を、ヘレン・ケラーは、模範とし、精神的支えとして、偉人と為した。しかも、塙保己一とヘレン・ケラーの歩みが同歩調を為す如く重なると観るのは、私だけであろうか。
ヘレン・ケラー女史が、三重の障害を克服した可能性と江戸後期の云う制約ある時代において、国家的大事業を推進した可能性に、我々は、人間の有する無限の可能性の素晴らしさを示唆・教示してくれる。
もう一点を挙げれば、稗田阿礼と云う「古事記の語り部」が伝承されているが、真偽は不明だ。
しかし、真偽は不明でも、古事記と群書類従とは、共に国家的文化大事業である。驚異的な暗記力・記憶力がある稗田阿礼や塙保己一であればこそ、可能であった。
つまり、古事記は架空では無い証明を裏付けるものであろう事を証左するに他ならない。
日本史は、螺旋状に、循環状に繰返しながら、事実を継承して進化・向上するが、真理の法則であり、自然の法則でもある。
聖徳太子は、西郷隆盛が。二宮尊徳は、宮本武蔵が。稗田阿礼は、塙保己一がと云う顕れが時代が変われど、普遍なる不変なる原則の顕れは、不滅である事を。
このような限り無く素晴らしい日本史が顕在する事は、感謝・歓喜しかない。
日本とは？日本人とは？
その答えが、その応えが、日本史の中に在る。そこに、日本なる崇高な精神が宿る！
最後に、日本史とは、地球史である事も忘れてはならない。日本人の責務は、地球上の人類の為に活きる使命があるのだと。

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