内容説明
中村天風(天風会・創始者)、柳田国男(民俗学者)、折口信夫(国文学者)に師事し、渡辺浦人(作曲家)、サトウハチロー(詩人)たちと歩んだ100年。
目次
第1話 「日本とは?」を教えてくれた柳田国男先生(「古典を学ぶ」とはどういうことか;柳田先生と折口先生との関係 ほか)
第2話 「近代に生まれた古代人」折口信夫先生(折口先生主宰の「鳥船社」に入る;「喜ばれる悦び」 ほか)
第3話 「オーケストラで日本を追求した」渡辺浦人(渡辺君とコンビで「園歌」を手がける;ヤクザの親分にスゴまれた ほか)
第4話 「どこまでも自由奔放だった」サトウ・ハチロー(先生との運命的な出会い;「木曜会」で若者を指導したハチロー ほか)
第5話 私の人生を変えた中村天風先生(天才肌だった中村天風先生;溌剌・颯爽たる天風先生 ほか)
第6話 100まで生きて見えてきたこと(「しなやか」に生きる;「今が長かれ」 ほか)
著者等紹介
米津千之[ヨネズセンジ]
1912年6月13日東京生まれ。1935年国学院大学倫理学科卒業。1938年同大学国文学科卒業。東京府豊島師範学校(現・東京学芸大学)教諭、東京第二師範学校助教授を経て、1977年東京学芸大学教授を定年退職。その後、東横学園女子短期大学教授、高崎短期大学教授などを歴任。現在、公益財団法人天風会講師。幼稚園の園歌や小学校の校歌の作詞なども多数手がける
栗岩英雄[クリイワヒデオ]
1929年東京生まれ。東京第二師範学校本科(現・東京学芸大学)、国学院大学文学部文学科卒業。小学校の校長、幼稚園の園長などを歴任。定年退職後、東京都千代田区教育委員(長)3期就任。園歌の作詞なども手がける。現在、日本児童教育振興財団理事、日本国語教育学会常任理事、東京教育懇話会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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