内容説明
〈次の月曜日に、Aを爆破する K〉予告状が警視庁に送られた直後、成田空港のロビーで爆破事件が起きた。AとはAirportのことだったのか。では署名のKとは誰なのか? 愉快犯による犯行、と思われた事件だが、B、Cと犯行が進むにつれ、別の可能性が……一連の犯行は何のため? 本部長の意向に背いて、十津川警部は相棒・亀井と独自捜査に取り組む。表題作ほかトラベル・ミステリーの傑作、全4篇。日本各地の鉄道を舞台に、愛の果てに起きた犯罪を十津川警部が追う!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第182弾。この本は出版社は別で2冊であり、文庫コレクション356冊目であった。。。1993年 8月10日 初版。。。4本の短編集でABCと爆破予告していき、あまり被害は出ないが、予告どおり爆破は行われていく。結局気弱な犯人は自殺してしまうが、爆破を次ぐ者が現れ吾らが十津川警部のくのうはつづく。2018/04/25
義輝仮面
0
【★★★☆☆】 「愛と☓☓の◯◯線」というタイトルの短編4作品。 愛にも色んな形があったり、特定の人物目線で物語が進んだり(これはオチは読めた)と、短編はなんだかんだですぐ読み終えるから良い。 2017/09/17
kenkou51
0
短編4作品(愛と憎しみの石北本線・愛と孤独の宗谷本線・愛と憎しみの高山本線・愛と絶望の奥羽本線) A B C・・・英単語の勉強みたいな脅迫状が届く2013/01/31