文春e-book<br> 裸の王様トランプのアメリカ破壊日記

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文春e-book
裸の王様トランプのアメリカ破壊日記

  • 著者名:町山智浩【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2026/02発売)
  • 春うらら!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/15)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163920719

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内容説明

ああ、自由の国が壊れてしまった……

あの男が大統領として戻ってから、自由、人権、司法、立法、経済、国際関係、ホワイトハウス…あらゆるものが破壊されてしまった。そしてベネズエラまでも!

2026年の正月早々、世界を驚愕させたベネズエラ侵攻だが、その予兆はあった。
本書は、週刊文春の連載コラムをトランプの再選が決まってからの1年間ぶんを集めたものだが、2025年11月発表のコラムにはこうある。
<(大統領次席補佐官スティーヴン・)ミラーは今、ベネズエラを狙っている>
<トランプ政権は同国のニコラス・マドゥーロ大統領が麻薬カルテルを運営していると主張している。もちろんマドゥーロ大統領はそれを否定し、ベネズエラの社会主義政権打倒が目的だと非難している。>

同年1月7日、ミネアポリスの住民女性が移民関税執行局(ICE)の職員に射殺された事件は、日本でも大きく報じられた。
この組織の問題点は、本書では何回も触れられている。その一つがこれ。
<(2025年)9月12日に犯罪歴のないメキシコ移民がICE職員に射殺された。ICE職員は彼が自動車をバックさせて職員を轢いたからだと主張しているが証拠映像はなかった。これでシカゴ市郊外のICEの移民拘置所前に抗議する人々が殺到、ICEは彼らにペッパーボール弾や催涙ガス弾を撃ち、抗議者や取材記者を逮捕・留置した>

トランプがグリーンランドに触手を伸ばしていることについても、2025年1月の段階で紹介して、警鐘を鳴らしている。
トランプの周囲にいる人物たちもメチャクチャだ。

ICEの上部組織はDHS(国土安全保障省)だが、その長官クリスティ・ノームは、ICEなどの制服を着てライフル構えるなど、コスプレばかりしているので「ICEバービー」と呼ばれている。
2億6000万ドルもの私財を投じてトランプを大統領選挙に勝たせ、DOGE(政府効率化省)の責任者に任命されると大量リストラを断行した世界一の大富豪イーロン・マスク。
ウクライナのゼレンスキー大統領に「感謝が足りないと」と言いがかりをつけ、テレビカメラの前でつるし上げた副大統領のJDヴァンス。
厚生長官に任命された反ワクチンの陰謀論者のロバート・F・ケネディ・ジュニア。
「反トランプのデモ参加者は同じプラカードを掲げている。誰かが資金を出している」と陰謀論を堂々と展開する司法長官のパム・ボンディ。
史上最年少の27歳でホワイトハウスの報道官に就任したカロライン・レヴィットは、支離滅裂な発言のため「エアーヘッド・バービー(アタマ空っぽのお人形ちゃん)」の異名をとる。

日本からは見えにくいアメリカの姿を、現地在住の筆者が、毒舌をまじえてユーモラスに描く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

42
このシリーズ、読むのは確か3冊目。相変わらずの無謀無軌道無節操な話ばかりで読んでて息苦しくなってくる。トランプ関税に関する最高裁判決に期待するところで結びとなっているが、その後違憲判決が出たことで著者はさぞかし溜飲を下げてることだろう。でもこうやっておさらいしてみると著者も言う通り政権は中間選挙に向けて転がり落ちているように思える。この混迷に満ちた世界情勢が早く落ち着くことを心から願ってやまない。2026/03/06

紅咲文庫

21
ゼレンスキー大統領とヴァンスが言い合っている場面はニュースで見ていたし、なんというかあぁほんとめちゃくちゃがまかり通っているんだなと真っ黒な汚いもので自分も塗り込められていくような気持ちになる。イーロン・マスクが南アフリカに関するデマを吹聴しているのが本当だとしたらもうほんとうに悲しい。町山さんがアメリカで突然逮捕されたりしないことを祈る。この言霊USAシリーズ、10年くらい前までは楽しかったのにな、悲しいなぁ。2026/02/25

Satoshi

10
町山さんが週刊文春に掲載したコラムを纏めた作品。日本にいたら報道されないトランプ政権の無茶苦茶を面白可笑しく描いている。華氏451度や1984年といったディストピア小説の支配者は強権的であったが知的ではあった。しかしながら、全体主義的なトランプ政権は出鱈目かつ幼稚に見えてしまい、現実は小説より奇なりとはよく言ったものだ。ポピュリズムと陰謀論で選挙に勝った大統領が支持層である市民を軽視した挙句、ブーメランのように陰謀論が返ってくる。2026/02/24

はるき

9
ヤバい話ばかりですが、絶妙なユーモアのお陰で楽しく読了。2026/03/01

Gen Kato

3
ここ1年の「狂ったアメリカ」のなまなましい記録。このエッセイ、長年読んでいて、町山さんのツッコミで笑わされてきたけれど、現実がきつ過ぎてもはや笑えなくなっています。はやく失脚してくれ、トランプ(祈)2026/03/01

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