内容説明
教科書に載ってないアメリカ最新の名言・失言を現地から報告！
お馴染み週刊文春大人気連載コラムの最新単行本が登場！ 今回はなんと当社比1・5倍の288ページ69本、サイズもビッグになった超お得版。もちろん澤井画伯の爆笑イラストも完全収録。
★緊張してるわ。まるでポルノ女優がトランプとセックスする時みたいに（ホワイトハウス記者クラブ晩餐会でミシェル・ウルフが）
★過去の失敗はいちばん辛い。なら、自分で笑っちゃうのがいちばんだよ（俳優のライアン・レイノルズ）
★現実に人は傷を残す。美しい傷を（自殺した著名シェフ、アンソニー・ボーディン）
★（トランプが本を）書くなんて無理さ。1冊の本も読み通せない男だよ（『トランプ自伝』の共著者トニー・シュウォーツ）
★投票しようね！（テイラー・スウィフト）
★ボクシング映画でパンチドランカーになったんじゃね？（トランプがロバート・デ・ニーロについて）
星いったいどうしたらいいの？ あのタトゥーをしたのは日本が好きで、理解したいからですよ（アリアナ・グランデ）
★7歳の子どもの口にだよ（マイケル・ジャクソンに性的虐待を受けたと告白したウェイド・ロブソン）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
19
どうしても、メガトン級馬鹿のトランプネタが多くなるのは仕方ない。もうほんっっっとに、安倍と同じくらい辟易しているのだが、この両者の何が違うといって、アメリカではメディアや著名人が黙っておらず、手厳しく反対を表明していることだろう。とはいえ、さすがのアメリカでも解任はできてないんだけど。"ガスライト"されたらいかんね。私も顔に落書きしたい。悪魔教寺院みたいな斬新な取り組みや、キアヌやアリアナの芸能ネタがアメリカならではで好き。イラストのキレっぷりは健在。ペニーワイズ風のマイケル・ジャクソンがぞっとさせるね。2019/11/30
なつみかん
14
アメリカの現在を覗いて見るのに頼みにしております。2020/07/15
遊星
14
XXLってのは服のサイズに使われているextra extra largeのことだろうかと思わせる従来比、量も大きさもextra extra largeの今巻。おかげで通勤のお供と言うわけにもいかず、自宅読みオンリーで読了に少し時間が掛かってしまった。内容はいつもの町山さんのアメリカ便りで安定の面白さ。しかし、アリアナ・グランデはちょっとかわいそうだった。まじで日本語でTatoo入れる外国人にちゃんと漢字の使い方を教えてあげないときっと第二第三のアリアナが現れるだろう。2019/12/08
Eimi
11
週刊文集に寄稿している町山さんのコラムのうち、2018年から2019年に書かれたものを書籍化した。トランプの出現によって、コラムニストにとっては書くべきネタが増えたというか。さすがは世界の大国アメリカというべきか。社会の分断を率先して進めるトランプ大統領のような人もいれば、テイラー・スウィフトのようにポップアイコンとしての若い女性が弱者のために立ち上がる。2020/10/08
紀梨香
10
トランプが大統領である限りネタは尽きないけど嬉しくないと前書きに。日米ともに連載当時から状況は変わらない…というか悪化してゆくことにため息の日々です。「マックスヘッドルーム」のイラスト懐かしすぎでした。2019/11/24
