文春e-book<br> ゾンビ化するアメリカ 時代に逆行する最高裁、州法、そして大統領選

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文春e-book
ゾンビ化するアメリカ 時代に逆行する最高裁、州法、そして大統領選

  • 著者名:町山智浩【著】
  • 価格 ¥1,599(本体¥1,454)
  • 文藝春秋(2023/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163917702

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内容説明

陰謀論に踊るアメリカ!
映画界ではマイノリティの躍進がめざましいが、政治では陰謀論者や原理主義保守派が跋扈。アメリカをリアルタイムでレポートする!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

124
日本は他者への忖度や同調圧力が強すぎて生きにくいと言われるが、逆に忖度も同調圧力も一切ないのがアメリカではないか。トランプ大統領の誕生から建前を棄てて本音を公言するようになり、主張したいことを主張し、やりたいことをやり、安全より金儲けを優先し、平然と噓をつく。しかも反対者に理解を求めるのでなく、手段を選ばずねじ伏せて言い分を通そうとするのだ。多数決とは悪徳を美徳に変え、美徳を悪徳に変えるものだが、アメリカでは2つの美徳が衝突し大惨事となっている。アメリカと日本のどちらが住みよいか、究極の選択かもしれない。2023/12/17

Sam

58
雑誌の読み切り連載を書籍化したものなので読みやすいうえにこの著者独特のノリ、そしてこのポップな装丁やタイトルも加わってなんとも軽々しい一冊に見えてしまうのだが取り上げている内容はどれも重たくてしんどい話ばかり。リベラルの立場からアメリカの現状を次々とぶった斬っていく。自分も10年住んでアメリカの良さが分かってるだけにいまの分断・混迷の状況は他人事と思えない。もっとも、アメリカを心配する前に自分の国の心配をする方が先なんだろうけど。2024/02/01

紅咲文庫

28
なんかなぁ、政治家ってなんなんだろう。お金を集めたいという動機ならまだなんとなくそういう人もいるよねと思えるが、どんな手を使ってでも自分の思想を押しつけてこようとするその動機はなんだ。わからぬ。と思う話が今回も多い。アイルランドの経済成長は知らなすぎて恥ずかしい、読めて良かった。ひとりあたりGDP世界3位。法人税を下げてのテック企業誘致、製薬会社工場に英国から移った金融保険会社。あと、『かくて彼女はヘレンとなった』の舞台だった、交通手段がゴルフカートの“村”の話も出てきて楽しい。エブエブも。2023/12/11

やっさん

27
町山氏のこの単行本も4冊目。読み方が分かって「処理」が早くなってきた(笑)。分断と妄想を信じる人びとの層が年々ひどくなっているような気がするな…。黒人最高判事のクラレンス・トーマス氏が人種平等政策に反対とか、『バカと無知』にあった、「人種差別撤廃に熱心な両親の子供は差別主義者になりがち」を地でいくような話だなと思った。シネイド・オコナーさん、活躍されてた当時はシンニード・オコナーだったよね。次作が出る頃は大統領選が終わってからだねぇ。ここまでになっていても「日本の方が心配」は著者の一貫した視線。う~む。2024/04/29

kei-zu

22
著者が紹介する近年のアメリカの状況は、決して明るい気持ちになるものではない。書名の「ゾンビ」には、次期大統領選を伺うのが恒例のバイデンとトランプということだけではなく、時代に逆行するような最高裁の判決など保守層の巻き返しの意味がある。 それでも困難な状況の中で懸命に日々を生き、また、それを支えようとする人々がいるのもアメリカという国の大きさと懐の深さか。2023/12/06

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