竹書房文庫<br> ふたつの心臓を持つ少女

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竹書房文庫
ふたつの心臓を持つ少女

  • 著者名:リディア・ケイン【著】/桐谷知未【翻訳】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 竹書房(2023/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801934535

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内容説明

盗んだ死体は
殺されていた!? 

美しい盗掘人が連続殺人事件を掘り起こす 

「まさか、母親から心臓を盗んだの?」

コーラ・リーについて:
・1830年生まれ、ニューヨークの名家カッター家の秘密の娘。
・14歳まで男の子として育てられた。
・死体盗掘チームのリーダー。
・ふたり分の人格を使い分ける。
・ふたつの心臓を持つ、ありえない女の子。

〈あらすじ〉
1850年マンハッタン。裕福な令嬢がひそかに出産した女の子コーラは、生後すぐに心臓がふたつあると診断される。当時、めずらしい特徴を持った人体が高値で売買されていたので、コーラは14歳までジェイコブという男の子として育てられた。これで“ふたつの心臓を持つ女の子”はいなくなる。
母と育ての親である伯母の死後、20歳になったコーラは死体盗掘人として生計を立てていた。墓掘りの際はふたごの兄〝ジェイコブ〟としてふるまい、ふたつの人格を使い分けている。
珍しい身体的特徴を(※「コーラは」をトル※)持った死体や奇妙な死因で亡くなった遺体を専門にするが、それは自分が狙われたときにいち早く察知するためでもあった。あるとき、コーラがマークしている人々が、自然死ではなく次々と殺害されていることに気付く。
同時に、一度は消えかけた“ふたつの心臓を持つ女の子”のうわさが街に広がりはじめていた……。
医学博士が描く驚愕のミステリ・スリラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

宵闇やもり

3
よく練られたプロットで、勢いもよく、ザザザザッと読んだ。医師による作品なので、人体の構造や死体の状態、死因の信憑性などなどで納得感が高かった。人物もみんな魅力的だった!もっと作品を出してほしい!P.231「この世での人生はじゅうぶん地獄だし、天国は、静かな夜明けにきらめく塵の粒や、凍てつく日に交わす温かい握手のように、日々の刹那に現れるものだ」2025/12/01

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