ハルキ文庫<br> 桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん⑱

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ハルキ文庫
桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん⑱

  • ISBN:9784758447423

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内容説明

姑の一子と嫁の二三、従業員の皐の三人で仲よく営む東京は佃の「はじめ食堂」。春になり、二三の娘で編集者の要、銀座老舗クラブのチーママの梓や魚政の山手、人気作家の足利など常連客たちとのお花見会をすることに。筍ご飯、新玉ネギとデコポンのサラダ、スペイン風オムレツなど沢山のおいしいごはんと新趣向の余興があり──(「桜のかき揚げ」)。表題作ほか「幻惑のフルコース」「おしんこマイラブ」「日陰のサラダ」「コンソメのふる里」の五話収録。六十五万部突破の大人気シリーズ、さらにパワーアップのシリーズ十八弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

168
人としてどうよという話、夫婦喧嘩は犬も食わないというけど、食っちゃったよと言う話やらあったけど、皐も頑張ってるし、康平と瑠美はお互いリスペクトしていいカップルだと実感できるし、久しぶりに古株常連の魚政の山手さんにスポットが当たったのはうれしいな。改めて、はじめ食堂はいい店だ。今作、紹介された酒は焼酎ばかり。焼酎は、ちょっと苦手であまり飲まないから、さっぱりわからん(笑)。でも、少しは飲めるようになってきたから、ここで紹介された焼酎をいつか飲んでみたい。唯一、紹介された日本酒の“杉錦”は飲んでみたいな。2025/07/22

タイ子

111
前作の全国お雑煮シリーズの続き、香川県の餡餅雑煮の変化球。オーソドックスな食べ方をしないのがこの「はじめ食堂」のいいところかも。自分の立場や地位を守るためには人を利用することも一向に構わない人って何だか悲しいね。そんな話もあれば、以前店で問題が起こった時に関係した人が久々に食堂にやってきた。皐の胸にポッと何かが灯った。でも、この話にはほろ苦いオチが。浅漬けのキャベツの味か…それもなかなか美味しいよ。「はじめ食堂」には連綿と続いてきた歴史と人と人の絆と繋がりがあるんだなってあらためて感じたシリーズ第18弾。2025/07/31

KAZOO

108
山口さんのこのシリーズも18作目となったようです。最近の状況(物価上昇による店の定食の値上げなど)などを反映してくれていますが、登場しているお酒やメニューなど若干マンネリ化してきているようです。ただ、お花見会もいつものごとく開かれますが今回は料理よりもその内容に工夫が凝らされています。2025/07/17

ゆみねこ

70
シリーズ18弾。「幻惑のフルコース」では瑠美先生の教え子の作家の振る舞いに憤慨、「おしんこマイラブ」さっちゃんのほのかな想いは実らず。「日陰のサラダ」夫婦の危機のお話、「桜のかき揚げ」お花見茶話会、「コンソメのふる里」万里くんのひいおじいさんのエピソード。今作も美味しそうな料理がいっぱい。2026/01/08

Karl Heintz Schneider

68
ついにシリーズ18弾、まだまだ続きそうな気配。ランチがついに800円に値上げ。でも常連たちは誰も文句を言わない。今回、自分では愛妻家だと思っていたのに突然妻から離婚を切り出された男が店にやってくる。話を聞いた二三のひと言がグサリときた。「どうして私たち女性は妻の不満の原因に想像がつくのに、夫はまるで気付かないのだろう。」これを読んだ男性は全員少なからず身に覚えがあるのではないだろうか。「やっぱり男と女の間には、深くて暗い河があるのかしら。」確かにそうなのかもしれない。でも男はそれを言い訳にしてはいけない。2025/10/01

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