内容説明
本日の日替わりは鶏じゃがと豚の生姜焼き、焼き魚はホッケの干物、煮魚はサバの味噌煮。ワンコインは親子丼──姑の一子と嫁の二三にお手伝いの皐で営む佃の「はじめ食堂」は、ほっとする美味しい料理と温かな気配りで、今日もお客の笑顔で一杯だ。そんな中、一子の孫で出版社に勤めている要に難問題が持ち上がったり、二三が迷い犬を保護したり……。お陰様でシリーズ累計五十万部突破! ますます絶好調の大人気シリーズ。どの巻からでもお楽しみいただけます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
296
結婚がテーマなのかな。結婚って勢いとタイミングだと思う。そういう意味では、康平と瑠美は、まだそのタイミングではないということか。じっくり見守るしかないね(笑)。そして、結婚が絡んだ悪い奴もいたね。酒は焼酎がメインかあ。得意ではないけど、いろいろな焼酎があるんだね。魅力的な焼酎がでてきて、飲んでみたくなった。このまま、焼酎ばかりで終わるのかなと思ったけど、最後に日本酒がでてきて安心したよ。それも飲んだことある日本酒だしね。はじめ食堂、今日も美味しい酒と料理と楽しい会話で賑わい、めでたしめでたし。2023/01/24
タイ子
123
食堂のおばちゃんシリーズ第13弾。今回はワンちゃんの話が良かったな。迷子になった賢いワンちゃんを飼い主が見つかるまで「はじめ食堂」で預かる事になり、後日飼い主が現れたはいいがとんでもない彼氏を連れてきた…。恋愛、結婚に関する話が多い今作。それぞれの事情で驚く結末やら、肩透かになる面白い話やら楽しみました。話題の尽きない食堂から数々の料理がてんこ盛り。おばちゃんたち、物価上昇の折りご苦労さまです。スペアリブのオレンジジュース煮に惹かれた私。2023/02/11
KAZOO
118
シリーズ13作目にもなるのですね。今回はあまり大きな事件もないような感じでした。しかしながらお酒の焼酎の様々な種類の話が出て若い人や女性向きのような感じのもので私も飲みたくなりました。いままでかなり長い間700円でお昼の定食を頑張ってきたようですが値上げせざるを得なくなり工夫をしています。また料理がいろいろ出てきて自分でも簡単に作れそうなものが多く試してみようという気になっています。2023/01/20
おしゃべりメガネ
110
シリーズ第13弾になりました。いい意味でのマンネリ作品ですが、しっかりと時代背景も変化しつつ、懐かしの昭和&平成も思い出させてくれる本シリーズに今回もしっかりと癒されました。本作は他の作品とはまたちょっと違った作風な感じで、酒蔵息子とイタリアンの話や迷い犬騒動、タイからきたショーパブダンサーの恋物語など、多彩な一冊となってます。改めてチーム『はじめ食堂』を離れた「万里」の存在はやっぱり大きく、個人的にはロス感が否めません。そんな「万里」が嬉しい大活躍を本作で御披露目してくれてるのは、とっても嬉しいですね。2023/10/05
Karl Heintz Schneider
103
シリーズ第13作。東京の下町・佃に店を構える「はじめ食堂」姑の一子と嫁の二三が切り盛りしている。どの巻からでもお楽しみいただけます、という帯の文句に偽りなし。いつ読んでも、どこから読んでも面白い。安定の面白さとは、この本のためにある言葉。タイトルの春巻がいつになったら出てくるんだろうって思ってたら最終話の一番最後に、ちょこっと出てきた。春巻の起源は中国の春節の時期の美味しいものを皮で包んで揚げたことからきているとか。だから「春巻」なのかとナットク。2023/05/01
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