内容説明
拉致された織部深雪を救うため、伊豆の森へやってきた大鳳吼と九十九三蔵。そのころ、キマイラ化をコントロールせんと修行に励む久鬼麗一や、大鳳を攫おうと企む雪蓮の一族、教団から大鳳を守ろうとする雲斎などが死闘を繰り広げていた。様々な思惑が交錯する中で、大鳳は深雪を救い出すことができるのか? そして、永遠の命を手に入れたはずの“赤”の現在の姿とは――。キマイラの秘密が紐解かれる、夢枕獏の人生をかけた伝奇小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
20
2020年8月ソノラマノベルズ刊。朝日新聞出版刊。角川文庫版あとがきを追加して2025年7月角川文庫化。シリーズ23作目。どこで新作が出たのかよくわからないのだが、これは未読だった。キマイラ化をここまでコントロールできるようになったのかというのが驚きだし、雲斎も典膳も菊池もさらなる高みに至っているのが凄い。2025/12/16
ボタン
4
すぐ読める、中身が薄い。 枝葉が多い、好きな枝葉もあるけど要らない枝葉が多すぎる。話はぐるぐる回って進まない。 まぁええけど。2025/09/30
黒蜜
2
面白かったです。まぁ、面白いんだが、そんなことより、あとがきを読んで「老いる」というのはどういうことなのか、考察せずにはおれないよ。この作品というかシリーズを書き始めた若いころの作者はどこに行ったのか。長く続けたシリーズを決着させることに恐怖を覚えてるようにしか、読めない。キマイラをめぐる組織が増えてきてさらには「赤」!マジかよ、そこで出してくる??本当に終わるのかなぁ。ライオン仮面のエピソードを思い出すわ。あぁ雲斎と典膳のエピソードは直前に『龍の紋章』を読んでいたから、そこは二ヤリとした。2025/07/03
fap
0
「廻り出したぞ」 主人公の出番ががが。 新団体参戦、というよりはこっそり偵察しつつ介入の機を伺っていたのだろう。 脇道にそれている、とまでは思わないが私の考える本筋と作者の考える本筋が どうにも一致しない感触。 救出した後も脱出工程が待っているわけで。 結末をつけない結末となると、その後の一行の行方は杳として知れない になるかもだがそれは嫌だなぁ。 「剝けたな」 2025/12/18
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