文春文庫<br> 耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫

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文春文庫
耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫

  • 著者名:風野真知雄【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2025/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923525

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内容説明

鳥の姿無き江戸の町を飛ぶ不気味な鴉の正体

ある大名屋敷に、猫に姿を変える鴉が現れるという噂が。夜回り同心・土久呂は屋敷の怪事に気づき…南町奉行・根岸肥前守が謎を解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

20
2025年4月文春文庫刊。書き下ろし。耳袋秘帖南町奉行シリーズ12作目。猫になったり,カラスになったり、ウグイスと呼ばれる男、ニワトリの祟り、赤いムササビ、フクロウの野心、帰って来た小鳥たち、の7つの章で構成。鳥づくしの謎が続き、根岸の鋭い指摘といつものメンバーの活躍で、なんとかなっちゃうけど、今回はやや単純であっさりめかな。2025/05/31

イシカミハサミ

17
シリーズが長く続く中なんとなくタイトルで色分けされているけれど、このタイトルは何色目になるだろうか。 タイトルが面白そう過ぎる。 今回も安定の内容。 単発で完結しているように見える。 しめさんと雨傘屋が中心のエピソードが続いているから、そろそろ宮尾あたりの活躍も見たいな、と思ったり。2025/04/18

一五

12
ウグイスと呼ばれる男の飛びかたはちょっと笑い。しめさんが捕まったときも おっ2025/06/29

ふわりん

11
このシリーズ、もう12冊目になったんだなぁ。風野さん、毎回騒ぎの元になるカラクリを考えるの大変だろうなと思う。でも今回はどんなもんが見られるかなと楽しみに読んでる私としては大満足だ。何しろ根岸の周りを固める部下たちがこれまた一筋縄ではいかない面々なので、この人たちがまた味がある。私が好きなしめ親分と雨傘屋は今回も大活躍で、正義のために自分の信念で突っ走ってしまうしめさんがいるといないとでは面白さが断然違う。今回は根岸邸で部下たちが集まって食べる朝ごはん風景が全くなくちょっと残念だった。次回もとても楽しみ。2025/05/28

kazukitti

8
栗田、坂巻は卒業組になってるし、出てるけど椀田もほぼほぼそんな感じで、途中参加の土久呂ですらいい感じにまとまってる中、宮尾だけは相変わらずなんで、椀田姉との方はどうなんだろうとか思いつつwも、安定の耳袋。 今回前半の感じからすると、稲荷事件の姫みたいなアレな読後になるかと思いきや、別の方向に進んでくれたんでサッパリって程でもないけど、そんなに悪くはなかったよねw2025/08/01

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