内容説明
特集『衝撃工学による強度設計方法と応用事例』 衝撃工学は、衝撃負荷を受ける実現象問題を解明するうえで必要不可欠な分野である。材料に衝撃が作用した場合の応答を解析するための理論や方法、材料の挙動や波動伝播現象などを理解することで、現実的かつ安全性を考慮した機械・構造物の強度設計(耐衝撃設計)に大きく役立つ。特集では、まず衝撃工学の基礎から、衝撃変形の試験方法、数値解析の手法などを説明するとともに、ケーススタディとして、製品・素材における破壊挙動や強度設計へのアプローチ事例を紹介することで、衝撃工学の強度設計への活かし方を解説する。