内容説明
モノづくりで「熱」を扱ううえでは、熱力学および伝熱工学の知識が欠かせません。さまざまなエネルギー変換の基本になるのが熱力学であり、熱エネルギーの移動を定量的に見積もるためには伝熱工学が基本となります。一方、熱に関連した設計に苦手意識を持つ技術者が多いとの指摘もあります。それにもかかわらず、設計の現場で熱検討を余儀なくされるケースがあり、近年では製品の省エネルギー化や高性能化など熱にかかわる要求も高まっています。そこで本特集では、設計検討のために最低限押さえておきたい熱力学・伝熱工学の基礎を著者にやさしく解説してもらいます。



