内容説明
モノづくりのデジタル化が進展する中、米国の非営利団体「DMSC」が測定や品質保証の効率化に向けた「QIF規格」を開発しました。3次元モデルに対し、後工程を見据え、幾何特性やデータム系、物性、加工、組立、検査条件などの製品特性(PMI)を付加する方法が検討されてきました。経産省の委託事業などでは、モノづくりのデジタル化とプロセス間の連携、自動化を見据えた基盤づくりが進められています。本特集では、デジタルモノづくりに向けたQIF規格や非接触測定におけるガイドライン、設計から測定・検査までの連携に必須な各種ツールの動向を紹介します。