文春e-book<br> 別冊文藝春秋 電子版58号 (2024年11月号)

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別冊文藝春秋 電子版58号 (2024年11月号)

  • 著者名:文藝春秋【編】
  • 価格 ¥350(本体¥319)
  • 文藝春秋(2024/10発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

◆新連載
太田愛
はじまりのことば
〈洗脳〉の三種の神器は、メディア・宗教・教育だ。新連載では「教育による洗脳」をテーマに据える。これは今書かねばならない―切羽詰まったような思いで、筆を執る

「ヨハネたちの冠」
首都近郊の〈スーパー教育特区〉に住む、個性的なアウトサイダーの3人の子供たち。柔らかな心を持つ彼らが出逢ったとき、物語は動き始める。この町には何が隠されているのか……圧巻の社会派クライムサスペンス、遂に開幕!

鈴木忠平
はじまりのことば
ノンフィクション作家の自分がなぜフィクションを書くのか。迷いや寄る辺なさの中で、それでも心に決めたのは、モデルとなった人の狂気がより鮮明に描けると思ったから

「ビハインド・ゲーム」
負けることに慣れきったプロ野球チームと不祥事に揺れる親会社。出口の見えない暗闇を進む二つの組織を変えたのは、アメリカから来た一人の日本人だった。フィクションとノンフィクションのあわいに屹立する、ある再生の物語

◆読みきり
背筋「オシャレ大好き」
一流ブランド「アニュス」を訪れる女性客。彼女たちは「あの子」の写真を私に見せ、奇妙な台詞を口にし、そして―

◆最終回
伊岡瞬「追跡」
住宅街の放火殺人事件から始まった、裏切り裏切られのコンゲーム。三つ巴の「雛」争奪戦はついにクライマックスへ

◆ロングインタビュー
作家の書き出し Vol.33 取材・構成 瀧井朝世
朝倉かすみ
本を読み、人生を語る。人が生のままの姿になり言葉が溢れだす

◆対談
朝倉かすみ×中島京子
超高齢読書サークルが舞台の『よむよむかたる』を上梓したばかりの朝倉さんと、中島さんが初対談。読書会の楽しみ、老いがもたらす驚き、人生の喜びを語り尽くしました

◆エッセイ
藤田真央「指先から旅をする」

稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第27回]ファーストコンタクト晩餐会
[第28回]サクラダ君と道草コロッケ
[第29回]サクラダ君のアメリカンドッグ

今井真実「ひとりでまんぷく」
[第9回]韓国の朝ごはんで心も身体もぽかぽかに

間宮改衣「ルンバがきた」

◆book trek
小林早代子『たぶん私たち一生最強』
くわがきあゆ『復讐の泥沼』

◆連載小説
寺地はるな「リボンちゃん」
中学時代の同級生・福田の姪たちのためにキャミソールを縫うことになった百花。しかしその姉妹の好みは真逆で

門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
大坂は江戸に勝利した―はずだった。しかし、大坂代表たる加島屋久右衛門は「これからです」と目を瞑り……

一穂ミチ「アフター・ユー」
波止場の隅に手向けられた花束。誰かがここで亡くなっているのではないか? 沙都子の勘は果たして当たりだった

夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
何故大黒はホームズたちと手を組もうとしているのか? 大黒は、もともとロシア人と仲間ではなかったのか?

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