文春e-book<br> 別冊文藝春秋 電子版56号 (2024年7月号)

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別冊文藝春秋 電子版56号 (2024年7月号)

  • 著者名:文藝春秋【編】
  • 価格 ¥400(本体¥364)
  • 文藝春秋(2024/06発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

別冊電子版56号(通巻372号/2024年7月号)

◆読みきり
・阿津川辰海「山伏地蔵坊の狼狽 ――有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート」
土曜の夜、ふらりと店に現れては謎多き冒険譚を聞かせてくれた山伏地蔵坊――彼そっくりな男が今夜、青野の前に現れた。20年の時を経て語られる事件の真相、そして彼の素性とは……

◆ホラー
・はやせやすひろ×クダマツヒロシ「覗くと死ぬ鏡」
鏡を手にして間もなく、祖父も曾祖父も死んだのです――呪物コレクターが告白する、本当にあった恐怖体験

・栗原ちひろ「余った家」
婚約を機に田園調布の空き家を譲り受けることになった金持ち一家の令嬢。だが家に行ってみるとそこには……

◆最終回
・小田雅久仁「夢魔と少女〈後篇〉」
なんとしても今夜中に少女をこの家から脱出させねば――弱った身体に鞭打って、夢魔は決死の作戦を実行する

◆PICK UP
・宮島未奈「婚活マエストロ」
婚活に徐々に興味を持ち始めた猪名川は、大手婚活会社のパーティーにも参加することに。そこに現れたのは……

・寺地はるな「リボンちゃん」
同僚の転職祝いは、一週間分のショーツ。この刺繍があの子に寄り添い続けてくれますように… そう願いを込めて百花は針を動かす手に力を込めた

◆対談
・麻布競馬場×堀越耀介「『令和元年の人生ゲーム』刊行記念対談 ~令和サラリーマンのための哲学レッスン~」
「Z世代の働き方」がテーマの新作が話題の麻布さんと、数千人のサラリーマンに「哲学対話」研修を行ってきた堀越さん。明日から使える、悩める企業戦士への処方箋

◆ロングインタビュー
作家の書き出し Vol.31 取材・構成 瀧井朝世
・岩井圭也
世界を調べ尽くした男・南方熊楠。彼の愛と葛藤――そのドラマに岩井圭也が全力で挑んだ『われは熊楠』誕生秘話


◆連載小説
・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
意気揚々と大坂に乗り込み、堂島米市場に御用会所を設立した江戸商人たち。春相場初日、彼らは我が目を疑った

・一穂ミチ「アフター・ユー」
多実が口にした「教会」。そこにはきっと何かがある。直感した青吾は遠鹿島に残ることを決めた

・高田大介「星見たちの密書 エディシオン・クリティーク」
「赤い水」から避難せんとフランス各地を転々とする修理とギィ。結婚式に闖入したあとは、蜂退治に駆り出されて……

・伊岡瞬「追跡」
謎多き放火事件の裏側にはフィクサーと与党幹事長の暗闘が。幹事長のボンクラ息子も参戦し、事態はますます混迷を深め……

・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
シャンバラに母がいる、そう信じる少年の前にひとりの僧が現れた。彼の名はドゥシェパといった

◆エッセイ
・桃野雑派「お守り代わりのペンネーム」

・藤田真央「指先から旅をする」

・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第23回]哀愁のサニーレタス
[第24回]同情の手羽先弁当

・今井真実「ひとりでまんぷく」
[第7回]沖縄で「台湾素食」のやさしさを噛みしめる

◆レビュー
・龍崎翔子「ところで、好きな本はなんですか?」

・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
[第13回]権威主義とポピュリズム

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