文春e-book<br> 別冊文藝春秋 電子版54号 (2024年3月号)

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別冊文藝春秋 電子版54号 (2024年3月号)

  • 著者名:文藝春秋【編】
  • 価格 ¥400(本体¥364)
  • 文藝春秋(2024/02発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

◆PICK UP
・小田雅久仁「夢魔と少女〈前篇〉」
人間の夢を喰らって生を得る“夢魔”たる私が出逢ったのは、大男に監禁された可憐な美少女だった。彼女を救うため、夢に入り込むことにした私は

・宮島未奈「婚活マエストロ」 第2話
三文ライター・猪名川は、65歳以上限定のシニア向け婚活パーティーを手伝うことに。今日も司会の“マエストロ”鏡原奈緒子は絶好調で……

◆別冊文藝春秋賞 受賞作掲載!
・秋谷りんこ「ナースの卯月に視えるもの」
note主催の日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を射止めた連作短篇の第1話、2話をお届けします。審査員・新川帆立さんも絶賛の“泣けるミステリー”をお楽しみ下さい

◆ロングインタビュー
・モモコグミカンパニー
自分の見た景色を自分の言葉で記したかった――元BiSH・モモコが『解散ノート』に込めた思いとは

作家の書き出し Vol.29 取材・構成 瀧井朝世
・森見登美彦
ホームズにワトソン、宿敵まで全員スランプ!? 三年半ぶりの新刊は「結果的に自分らしいお話になりました」

◆book trek
・佐野徹夜『透明になれなかった僕たちのために』

・中村あき『好きです、死んでください』

◆連載小説
・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
「売るでえ!」「買うでえ!」。喧しい米市場に飛び込んだ垓太は意気揚々とさっそく交渉に入るが

・一穂ミチ「アフター・ユー」
出口の妻・沙都子と共に遠鹿島に渡った青吾は、小学生の頃の多実を知っている男と出会う

・朝倉かすみ「よむよむかたる」
記念冊子の完成に胸をときめかせる一同。そんな中、読書会を急遽欠席したマンマの息子から電話がかかってきた

・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
自分の人生を取り戻すべく奮闘中の白石葉。天堂と那津の手伝いを続けていると、ある日因縁の相手が現れて――

・伊岡瞬「追跡」
樋口がサービスエリアのトイレから戻ると、相棒のアオイと保護した少年、そして乗っていた車が消えていた

・矢月秀作「桜虎の道」
資産家の遺言書を巡る争いに巻き込まれた桜田。全方位に牙を剥く平尾を恐れる者たちにも不穏な動きが

・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
シャンバラとは実在する国なのか? “理想郷”とも“魂のみが辿り着ける国”とも言われてきた地の真の姿とは

◆エッセイ◆
・藤田真央「指先から旅をする」

・ロングコートダディ・堂前透「俺はシロガネーゼ。君は?」

・前川ほまれ「一緒に映画を観たい人」

・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第19回]トラウマバーベキュー
[第20回]牛丼官兵衛

・今井真実「ひとりでまんぷく」
[第5回]洋菓子店のキッシュで幸福感に包まれて

・三宅香帆「三宅香帆の『フェチ小説が読みたい!』」
[第1回]綿矢りさの“アパレル小説”

◆レビュー◆
・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
[第10回]援助と開発経済 ~どうすれば貧しい国は発展するか
[第11回]源氏物語と平安貴族の時代

 

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