内容説明
権利の都合上、紙版と内容が一部異なる部分がございます。
気鋭の脳科学者が挑む「音楽とは何か?」。知的刺激に満ちた音楽理論書。・脳科学者が音楽のしくみ・存在意義を科学的に掘り下げる。・音楽家・音大生他、音楽を愛する全ての人に。・「音階/音律の成り立ちに関して、本書がもっとも理にかなって分かりやすい」(ピアニスト・角野隼斗氏推薦)。「音楽の仕組みや存在意義に根本から科学的にアプローチした本書は、多くの演奏家にとっても気づきの多い内容だと思う。音階/音律の成り立ちに関して沢山本を読んだが、本書がもっとも理にかなって分かりやすい。脳科学的な「緊張と弛緩」の話は、全ての時間芸術において成り立つと思う」(ピアニスト角野隼斗氏推薦文より)。 脳科学者が挑む、音楽とは何か? 耳の構造から音を読み解き、なぜドレミ音階なのかを経て、音楽の誕生を考察。物理学、心理学、脳科学的視点から重層的に「音楽」を探求する流れは、知的刺激に満ちて感動的。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左手爆弾
1
物理現象としての「音波」と脳の中で起こる「音」を区別して論じるというコンセプトは理解できる。しかし、肝心の「音」について脳の中でどのような処理が起きているかはまだほとんどわかっていないため、あまり中身のない内容になってしまっている。理論家的にはわかってないことが多すぎるし、音楽の実践家としては、過去の経験知の積み重ねである音楽理論の方が便利ということになる。音楽における「緊張と弛緩」というのは、実践的には当たり前すぎることではないだろうか。2025/05/24
えみ
1
前半に新鮮味を感じたが、章が進むにつれて既知になり、最終章はもっと深掘りしてほしい印象だった。前半を読むだけでもかなり面白いので音楽を考えたい人にはおすすめできる。2025/03/09
オラフシンドローム
0
★★☆☆☆ 音を音波で? 難しかったので、時間のある時ゆっくり理解したい。2025/05/07
moonisland
0
脳科学の視点から、音波と音の段階から音楽と脳について解析的に解説した本。とても興味深い切り方で面白く読んだ。機会があったら楽器を使って確認しながらまた読み直したいと思った。2025/03/25
Soichiro
0
専門的過ぎず、ちょっと興味がある人にはとても分かりやすい本です。文献というより、肩肘張らずエッセイ的に読むのがよさそうです。2025/03/08
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