七つ屋志のぶの宝石匣（２２）

著者名：二ノ宮知子【著】

講談社（2024/08発売）

• ISBN：9784065366165

内容説明

質屋が集まったバーゲン会場で、初対面の志のぶにプロポーズをした大阪「みなみ屋」の４代目、南明彦。
そんな西のアキちゃんからの甘い誘いに乗り、大阪に喜々として向かう志のぶは、なんと今回が一人旅！
浮かれた志のぶに案の定、婚約者・顕定による監視が…。
旅先でも志のぶは「宝石の”気”が見える能力」を発揮。

「北上一家失踪事件」をめぐる状況も揺れ動く。
さらに合コンに参加した虎徹にロマンスも…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツン]

大きな流れは相変わらず進展がないけど、それぞれの話は楽しい（笑）

2024/08/22

[ままこ]

大阪へ初一人旅の志のぶ。質屋懇親会での会話のやりとりウケる。外務大臣妻の雅美さん色々と凄いな。子供たちの育てかたもうまく成果を出してるようだ。蛇モチーフ宝石などの蘊蓄も楽しめた。

2024/09/24

[aisu]

大阪編、大阪生まれ育ちの私ですが、「肉吸い」って知らなかった。外務大臣の奥さんの話、きゅうりのきゅうちゃんの話とか面白かった。

2024/08/17

[Nyah]

大阪「みなみ屋」の4代目南明彦から刀剣研究会に誘われついでに大阪での全国質屋組合連合会に出席することにした志のぶは一人旅と浮かれていたが、デュガリーの仕事を入れた顕定の監視付き‥。質屋に部外者でいいのか考え始めた顕定。虎徹のロマンス？　

2024/08/11

[れみ]

志のぶと顕定in大阪。西のアキちゃんこと“みなみ屋”の明彦が再登場で、刀剣勉強会と質屋さんの会合へ。志のぶたちと一緒に大阪を楽しんだ気分。そして後半は合成ダイアとバズル国。そこで顕定の顧客である秋元夫人から紹介された女性、倖田雅美。最初に顕定を見てキャッキャしてる姿とは裏腹に凄い野望を秘めた人だった。きっと色々な出来事を乗り越えた末にそうなったんだろうなと。一緒に登場した娘さんが強くて真っ当で素敵。顕定や鷹臣が倖田家の人々と知り合ったことでお話がどう展開するのか、気になるところ。

2025/05/13