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内容説明
半年前――うちがサッカー部に、
かえでがお絵かき部に、入部できると決まったとき。
ドキドキしていたうちらのことを、
やさしく迎え入れてくれた6年生たちが、卒業する。
とってもさびしいけど……感謝の気持ちを、いっぱい伝えたいな!
そんなとき、不吉なニュースが舞いこんできたんだ。
なんと、来年から緑田小がなくなっちゃう…!?
~~~そんなの、おかしいよ!!!
もしかしてこれは、
あの校長が仕組んだことかもしれない…。
うたがいがふくらむ中、うちらは思ったんだ。
でも今回は、学校でさわぎをおこすのは絶対だめ。
だって、せっかくもどってきた辻堂先生を
またくるしい立場にさせてしまうかもしれないから。
うちとかえでは、
2人だけで校長先生と対決しようと決意して…!!!
おとなのルールに負けないふたごの挑戦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
21
点訳校正完了。今回は大人目線で読んでしまうと「行政の決めたことだから」と思ってしまうことだけど、緑田小ってみんなが思いを持っているんだな(物語なんだけど)こういう学校が実際にあれば学校に行きたくない子が減るのかもなと感じた。校長先生の言う「苦労してほしくない」は傷ついてほしくないということだろうし、この先、出会う人みんなが受け入れてくれるとは思えない。少しずつ心とともに体も変化していく。気持ちも変えるだけでなく変わることも必要になってくるかもと今回は完全に大人目線になってしまった。2024/12/28
読書太郎
0
この巻は何か事件を解決するとかじゃなくて、どうしようもない大きい出来事に対して自分の気持ちをどう持っていったらいいかということが取り扱われてた。◆最初の転校前の友達の話や校長先生に直談判しにいく話、おまけの太陽の小さな違和感の話など細かい心理描写の多い感だったね。新たに学年が上がることで成長のきっかけにしようとする子が多くて次の巻も楽しみだ。2024/09/19