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内容説明
「かえでちゃんあかねちゃん、友チョコしない!?」
って言われて、うちらはビックリ。
だって去年までは――
「バレンタインデー」って
「自分たちにはカンケーないイベント」だったんだもん!
でも、みんなとチョコ交換したら、楽しそう。
とくにかえでは
「じつは、友チョコにあこがれてたんだっ」
ってうれしそう。
そうだね!
せっかくだから手作りにもチャレンジしちゃう!?
ウキウキと準備をすすめながらも、
うちの心は……ゆらゆら。
だってさ、バレンタインの売り場って
「女の子っぽいもの」だらけで居心地わるいんだよ!
それに……。
「チョコをあげたい人、ほかにもいる?」
ってきかれたとき、ドキッとした。
うちは……太陽にあげても、いいのかな?
そしてかえでも、なにか迷ってるみたい。
自分のキモチってなんなのか、
どう感じてるのか、
カタチにするってむずかしい……けど。
セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
24
点訳校正完了。成長するにつれて心の変化も伴ってきているよう。思いを伝えるのはとてもいいことだし、友チョコという日ごろの友達への感謝を伝えるのはいいかも。チョコづくり一つとっても、ふたごだからと言って同じわけではなく、好みも性格も違う。チョコづくりの練習をしたり、そのワクワクする時間は楽しいものだろう。でも、よく考えたらまだ小学生だったんだね。読んでいるとそれを忘れてしまいそうなほどしっかりしている時がある。2024/12/28
Theodore
0
シリーズ7作目はバレンタインデーの話。個人的には恋愛(笑)とかほんとどーでもいいのでうんざり。とはいえLGBTがテーマの作品としては避けられないトピックであることもまた事実。なお今回一番の白眉は保健の先生と友人が百合であることが本人の証言により確定したことか。…そして双子姉には是非ともオトコノコルートを選択して欲しいので、できればパートナーには女子を選んで欲しいと私は思う。問題は周囲の女達が女装子の弟の方とばかり付き合っていることなのだが。たまにはお姉ちゃん(お兄ちゃん?)も見てあげて。2024/12/29
読書太郎
0
飽きてしまったのかなんなのか、読んでもですぐ眠くなったりして集中が続かなかった。正直恋愛は興味ない中でも、性自認が不安定な中での異性との恋愛は気になる。というのもくっつくまではどうでもよくて、付き合い始めてからの難題がどんなものがあるのか、そしてそれをどう乗り越えていくのか。それが面白そうだ。次巻もこんどは対あかねのほうの色恋話っぽくてうんざりだ。誰が誰を好きとかクソ喰らえなんだよな。あかねは現代のアップデートされた常識的にも普通の女子だし、そんなのだったらもういいかな。2024/07/27