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内容説明
遊園地のチケットをもらったうちら。
ホワイト革命の中心になってがんばったみんなで
おでかけすることに!!
ここらへんでいちばん大きな遊園地だけあって、
レースカーや絶叫コースターのアトラクションがいっぱい。
みんなの意外な顔も飛びだして、
ちょー楽しい~~~~~~~~~!!!!!!
しかも、吉良くんの代わりにゲスト参加した
うちの親友・太陽にとっては
「生まれてはじめての遊園地」なんだって…!
小さいころからずっと体がよわくて、
いつか行ってみたいと、夢に見ていたんだって言う太陽…。
うち、太陽に
「100%ステキな一日をプレゼントしたい」って思ったんだ!
――クリスマスの日のおでかけ。
トクベツな空気の中、うちや、みんなの心もゆれうごく!?
スペシャル短編「吉良くんのクリスマス」も同時収録!
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
子どもたちの揺れる心、社会の難しさを丁寧に描写しているこのシリーズ、娘がはまっているシリーズの中でも私が一番楽しみにしているものです。今回は遊園地であはは、と楽しむだけかな?と思ったら、今回も「女の子はこうするべきなの?」など、自分らしくいることの難しさがとても丁寧に書かれていました。…とはいえこの終わり方はちょっと…。すぐ続きに行かねば!(娘によると明日発売です)2023/05/09
あつひめ
22
点訳校正完了。このシリーズ2冊目。今回はクリスマスの遊園地。自分らしく生きているふたごの心の中には自分ではどうにもできないこともあることに気付いたかもしれない。好きという感情も二通りあることに。でも、心の中でうじうじせずきちんと話すところがこのシリーズらしい。吉良君のクリスマスも一人で思い悩んでいたことをおばあちゃんに相談できてよかったかも。孫のいる私、いつか孫に相談された時にちゃんと答えてあげられるおばあちゃんになりたいと思った。シリーズ通していつか読み直してみたい。2023/12/27
yosi
0
シンプルに書くと、女装している男の子を好きになった別の男の子がその子に告白するってくだりがあるんだけど、それが引っかかる。このシリーズそのものにも通じる話で、そもそも主人公の2人の顔が整いすぎてることが前提になってるよなということだ。見るからにに男だったりする子が女装してたら周りはほぼ受け入れないんじゃないだろうか。凛ちゃんともたぶんこんなに仲良くはなれていないだろう。こう書くと書いた側が悪者になりそうだけど、こういうのもルッキズムなんじゃないのか?と思ってしまう。話自体は今回も素晴らしかった。2023/11/28
Theodore
0
タイトル通りみんなで遊園地へ行く話。箸休め的な巻ではあるが「自分らしさを追求する」という基本テーマはこの巻でもしっかり描かれている。基本6人が3つの組に分かれて行動するのだが、特定の相手がいない女子2人が余り物っぽい扱いなのでちょっと悲しい。百合好きとしてはこの2人でくっついて欲しいと思ったりもするが、L枠は既に保健の先生が埋めているっぽいので無理か…。あと恋愛面は(いくら片割れが女装してるとは言え)男の子同士のホモォ!は勘弁して欲しいので凛ちゃん頑張れ超頑張れ! もちろんあかねちゃんもな!2023/08/11