内容説明
「西洋絵画の教科書」とも謳われ、13~19世紀の西洋美術史を体系的にたどれる驚異のコレクションを誇るロンドン・ナショナル・ギャラリー。傑作揃いのなかでも、さらに厳選した名作を通して、魅惑の西洋美術史をひもとく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
142
テレビの「ぶらぶら美術館」を観て行った気になってから読んだ。ウッチェロ、クリヴェッリ、ムリーリョなど番組で取り上げられていた知らない画家の絵もじっくり見れて楽しかった。あ~実物を観てみたい。2020/05/05
buchipanda3
100
ロンドン・ナショナル・ギャラリーを紹介したムック。ルネッサンスからバロック、印象派とおよそ700年にも亘る名画の旅を満喫できる美術館らしい。絵画が陳列されている建物の内装の写真からして思わず魅入ってしまう。ギャラリーを一通り巡ることで短時間で絵の世界のトレンドの変遷を堪能できるようになっているようだ。このムックも同様に時系列で編纂されている。この本は今回の日本での展示向けではないので、表紙の絵も含めて来日しない絵画も多数掲載。それでもこれらの名画の歴史の流れを日本で直に楽しめるなんて。味わってみたい。2020/06/12
アキ
74
1824年に設立されたイギリス初の国立美術館。主に14世紀から20世紀初めの作品を収蔵。セインズベリー翼ギャラリー:1250-1500年「アルノルフィニ夫妻の肖像画」ヤン・ファン・エイク。西翼ギャラリー:1500-1600年「ヴィーナスとキューピッドのいるアレゴリー」ブロンズィーノ。北翼ギャラリー:1600-1700年「ヴィーナスの化粧」ベラスケス、「ヴァージナルの前に立つ若い女」フェルメール。東翼ギャラリー:1700-1900年「キューピッドの贈り物を姉たちに見せるプシェケー」フラゴナール等が見たいな。2020/07/19
シフォン
36
ロンドンナショナルギャラリーは、市民のための市民美術館。収蔵作品は2300点と少ないが質が高く、西洋美術史を学ぶことができ、その上、入場料は無料。現在61点が日本に来日中、開催期間が延長された西洋美術館で、鑑賞することできました。年代順にたどることによって、西洋美術の時代を辿ることができました。お目当てのゴッホのヒマワリが見れたことが嬉しい。ターナーやクロードロランの風景画もよかったです。今回来日していないが、「ケイテレ湖」が見たいな〜いつかロンドンに行きたい。2020/09/10
rapo
8
上野で、ロンドンナショナルギャラリー展が開催中なので、読んでみました。サブタイトルにもあるように、宗教画から印象派まで、西洋美術史がよくわかります。ゴッホの「ひまわり」7枚を並べて見比ることができ、背景の色を変えて模索していったこと、ゴーガンに寄せた思いがあったこと、自分で気に入った2枚だけにサインをしたことなどを知りました。そのひまわりたちは今も世界中で力強く崇高に輝き続けているのですね。2020/09/04
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