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内容説明
サプライズで現れたお父さんとお母さんの前で、
おもわず
「女の子らしくなったあかね」と
「男の子らしくなったかえで」
として振るまってしまった、ふたご。
「すっかりフツウの子になったな!」と大喜びする両親に、
本当のことは言いだせなくて…。
家族そろった、しあわせな休日を
自分たちが台無しにすることなんて、できないよ…。
でも、冬休みいっぱいヒミツを守るなんて、できるの!?
大パニックのふたごに、
あの吉良くんが、驚きのアドバイスをしてくれて。
さらに、いつものメンバーが「みずくさいじゃん、2人とも!」と駆けつけちゃう!?
「ありのままの自分」って、むずかしい。
でも、うちらは探したいんだよ、一歩ずつでも。
【リアル】&【刺さる】と、超話題のシリーズ最新刊!
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
25
点訳校正完了。最初は誰が誰?と混乱しそうになっていたが5巻までくるとそれぞれの言い分、それぞれの個性、そして親の感情、友人たちの気持ちと立場を汲み取ることができる。お母さんの手が頭を撫でた時なにか気付いたかもしれない。嘘を吐くのは辛いことかもしれないが、お互いの気持ちを交わすこともできず帰った両親もまたつらかったろうな。次巻がまた気になる。2024/03/01
Theodore
0
シリーズ第5作。両親に入れ替えがばれないよう巧みに嘘をつく話。この手の児童書だと、良心の呵責に耐えかねて最後に嘘をついていたことを告白→親からは叱られるが最後の最後で和解。という流れのパターンが多いが、今作では転校を避けるために最後まで嘘をつき続けるというあたりが少々珍しい。なお個人的には保健の先生と友人がLの関係なのか一番気になる。次点で祖母の言う「あの子」。順当に考えれば祖母の子供なのだろうが、該当する人物がいないのも怪しい。2024/01/01