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内容説明
「親友」の太陽が、病院に運ばれた!?
太陽の「カノジョ」久遠ちゃんからその知らせをもらって
ココロが千切れそうな、うち――あかね。
だって、太陽の病気の原因はきっと、
遊園地にさそったうちが、ムリさせちゃったせいだから。
いそいで病室にむかった、うちだったけれど…
太陽から告げられたのは、思いがけない言葉で!?
一方、かえでは、
「入れるのは女子だけ」というルールがあったおえかきクラブに
ぶじに入部できて。
すっかり「もう1つの居場所」として、なじんでるみたい。
6年生の先輩たちが卒業する前に、
みんなで、記憶にのこるような絵を描きたい!って
いきごんで取り組もうとするけれど…。
――あれ、「カラフルな絵」が思い描けない?
おえかきするのは大好きなのに…どうして…。
それは、かえでのココロをしばる「ある記憶」のせいで…。
前向きになろうっ!――って、どんなに心に誓っても。
なかなか人とわかりあえなかったり、前に進めなかったり。
ココロが折れそうになるよね。
でも、あきらめたくないんだよ。
うちらには――みんなっていう「最強の味方」がついているんだから。
セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
23
点訳校正完了。いつも程よい距離感を保っていたふたご。成長するにつれてそれぞれの活躍の場が広がって人間関係もまたそれぞれとなる。好みは個性だから。この先どのような展開になっていくのか楽しみでもある。人を好きになることもいろんな好きがあるし。小学校低学年から中学生を対象にしている角川つばさ文庫。読書することでいろんな感情を体験できる。大人の私でも新しい発見もある。それぞれの友情がいつまでも広く深くなることを期待して次巻も気になっている。2024/07/31
Theodore
0
6作目。今回の柱は病床の友人を励ますためにハンドベルのコンサートを開く話(姉サイド)とお絵かきクラブで歩道橋に絵を描く話(弟サイド)の2本。弟サイドはとにかくホモ展開にならないことを祈る。そして何より展開が気になるのは姉サイド。ここへ来てまさかの入院患者仲間の女の子とのフラグ来た? これは次巻以降の展開に女同士のキャッキャウフフを期待してもいいんですかね? ほら、既に保健の先生という前例(勝手に推測)もいることですし…2024/06/20
読書太郎
0
折り返しの煽りイラスト(?)がすごく不穏なものだったから、家族との関係に進展があるのかと思ったのに全然関係ない話だった...!◆今回の話はあかねは今まで築いてきた友情をさらに深めるエピソードで、かえでは逆に新しいキャラクターとの出会いを描いていて、対照的で面白く読めた。泉くんは達観しすぎていて小5とは思えないんだけど、こういう大人視点のキャラクターも今までのふたチャレとは味付けが変わってよかったな。◆あとがきにマンガ化の話があって、しかも挿絵の方が描くっていうのが驚いたし嬉しかったね。これも楽しみだ。2024/01/13