二見時代小説文庫<br> 満天の星 - 柳橋ものがたり9

個数:1
紙書籍版価格
¥825
  • 電子書籍
  • Reader

二見時代小説文庫
満天の星 - 柳橋ものがたり9

  • 著者名:森真沙子
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2024/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576221649

ファイル: /

内容説明

日本医学の父たるべき熱血ウイリス院長を憔悴させたものは――。

人の顔を観るのは、満天の星を見るようなもの。
ドクターは薩摩へ行く――
占い師閻魔堂は大病院(後の東大医学部)の寝台で語った。

船宿篠屋の綾は実兄大石幸太郎の名を横濱軍陣病院で発見、ウイリス医師に再会しようとしたが、野戦病院の軍陣病院は廃され、ウイリスは新病院の院長になったという。藤堂家上屋敷に建ち上げられたという新病院を捜した。徳川幕府はここに「西洋医学所」をおき西洋医学を普及させたが、明治新政府が「医学校」として復活させ、この「大病院」の院長にウイリス医師を迎えたのである。

5つの謎と事件の行方――第9弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

16
2022年11月二見時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。間違えられた男、海棠の花咲くころ、龍馬様のいいなずけ、満天の星、妖かし草紙、の5つの連作短編。誰かが龍馬の紋服の片袖を入手しようとした目的はわからずじまいだし(龍馬様のいいなずけ)、妖かしの謎を解いたもののちっともオチに繋がらない(妖かし草紙)し、迷走的な展開が凄いと思う。2022/12/11

goodchoice

2
物語は淡々と進む。このシリーズは好きなのだが、最後はどう落ち着くのだろう。2022/12/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20125155
  • ご注意事項