天文ガイド2024年2月号

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天文ガイド2024年2月号

  • 著者名:天文ガイド編集部
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 誠文堂新光社(2024/01発売)
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  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

■【特集 すばる望遠鏡25年の歩み】
塚田 健
1991年1月にファーストライトを迎え、完成当時、世界最大の1枚鏡をもつ反射望遠鏡だった「すばる望遠鏡」。以後25年にわたり天文学の最先端を走り続け、数々の成果を挙げてきました。2022年度には、すばる望遠鏡の機能を大幅に強化し、天文学の研究に新たな地平を切り拓くプロジェクト「すばる2」が始動しました。ファーストライト25周年を機に、すばる望遠鏡を改めて概観しつつ、これまでの観測成果を振り返ります。

■【2061年7月に向けて折り返し ハレー彗星が遠日点を通過】
塚田 健、写真:藤井 旭、津村光則、中西アキオ、及川聖彦
約76年周期で太陽の周りを公転し、数ある周期彗星の中で、名誉ある1Pの符号が与えられているハレー彗星。彗星は2023年12月9日、軌道上で太陽からもっとも離れた点=遠日点を通過したとみられ、今後、彗星は時々刻々と太陽に、そして地球へと近づいてくきます。次に太陽にもっとも近づくのは2061年7月。遠日点を通過したこのタイミングで、ハレー彗星の雄姿を振り返ります。

■北海道でとらえた低緯度オーロラ
佐野康男、河内牧栄
2023年12月1日、北海道各地でオーロラが出現しました。極地より低い緯度で見られる「低緯度オーロラ」で、赤味を帯びたその姿が肉眼でもとらえられました。オーロラの見られた2日半前に発生した、中規模フレアによるCME(コロナ質量放出)があり、今回のオーロラはその影響とみられます。北海道名寄市・なよろ天文台の元・台長である佐野康男氏、アラスカ在住の写真家・河内牧栄氏がそれぞれ観測地でとらえたオーロラを紹介します。

■【皆既日食・コロナ撮影の課題】
塩田和生
近年、以前よりかなりレベルアップした皆既日食のコロナの撮影画像が発表されるようになりました。2023年12月号から「日食撮影の最前線」として、さまざまな日食撮影の取り組みを紹介していますが、本稿では、2024年現在における、皆既日食のコロナ撮影の課題を整理して紹介します。

■【新連載 星空に会いに行く・撮りに行く】
成澤広幸
「星空撮影QUICKガイド」に代わり、成澤広幸さんの新たな連載が開始。成澤さんが星空撮影の活動を通して出会ったことや気づいたことから、“天文ファンのみなさんにぜひ伝えたい”トピックを毎号紹介していきます。今回は天文ライブ配信についてです。

目次

目次
天文現象カレンダー
月のある絶景 榎本 司
運用開始から新プロジェクト「すばる2」まで すばる望遠鏡25年の歩み 塚田 健
2月の星空と天体観測 沼澤茂美、脇屋奈々代
ASTRO NEWS 内藤誠一郎、塚田 健、三浦飛未来
星雲・星団案内 津村光則
天文学コンサイス 半田利弘
2061年7月に向けて折り返し ハレー彗星が遠日点を通過 塚田 健
北海道でとらえた低緯度オーロラ 佐野康男、河内牧栄
メキシコ・南米で見られる 2024年4月8日 皆既日食情報 塩田和生
星明かり月明かり 牛山俊男
星空に会いに行く・撮りに行く 成澤広幸
見えない太陽望遠鏡 山崎明宏
RC ASTROの画像処理ツール5選(5) 西條善弘
宇宙からの視点 特別編 池内 了
皆既日食撮影の最前線 塩田和生
皆既日食のコロナをアポダイジングフィルターで撮影する 山崎明宏
TG情報局(新製品情報ほか)
プラネタリウム100年 地上の星を訪ねて 塚田 健
マサが行く!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
ASTRO SPOTS
リーマンサットa go-go! ヨッシー
今日からロケッティア! 足立昌孝
オーロラ出現予報 篠原 学
宇宙天気 篠原 学
天文データ 相馬 充
流星ガイド 長田和弘
星食ガイド 広瀬敏夫
変光星ガイド 大島誠人
太陽黒点近況 時政典孝
小惑星ガイド 渡辺和郎
人工天体ガイド 橋本就安
惑星の近況 堀川邦昭
彗星ガイド 中野主一
応募用紙
広告索引/奥付
読者の天体写真
入選者の声 (最優秀賞受賞者手記)
星のある場所 森 雅之

 

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