天文ガイド2024年5月号

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天文ガイド2024年5月号

  • 著者名:天文ガイド編集部
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 誠文堂新光社(2024/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

■特集:12P/ポン・ブルックス周期彗星が4月に見ごろを迎える
1812年の発見以来、7回の出現記録が残る周期71年のポン・プルックス彗星が、その尾を長くのばしながら地球に接近中です。4月21日の近日点(太陽に接近)に向けて、次第に明るさが増すとともに、その尾も次第に伸びてきています。3月9日には、アンドロメダ銀河の近くを通過し、見応えのある光景となりました。
今月は、彗星の軌道計算において世界的権威の中野主一さんが彗星の解説とともに、彗星写真の第一人者である津村光則さんが撮影した、最近の12P/ポン・ブルックス周期彗星の画像を紹介しつつ、4月初旬から中旬にかけて、夕方西の空に見える12P/ポン・ブルックス周期彗星の見え方について解説します。

■【2024注目の天文機材はこれだ】
大盛況だったCP+2024。会場に出展した天文メーカーのブースでは、多数の新製品や参考出品が展示されました。注目の天文機材をピックアップして詳しく紹介します。併せてシグマの大口径対角魚眼レンズの15mm F1.4の実写撮影レポートも掲載します。

■カイロス・ロケット打上げ
2024年3月13日11時01分12秒。和歌山県串本町のスペースポート紀伊から、小型固体燃料ロケット、カイロス初号機が打ち上げられました。成功すれば人工衛星を軌道投入した国内で民間初となるロケット打上げとなりましたが、リフトオフ5秒後に自立飛行安全システムが不具合を検知し、飛行中断措置がとられました。打上げ見学場には、ロケット打上げを見ようと多くの人が訪れました。ロケット打上げの様子や打上げ見学場で出あった方々を紹介します。

■星空観賞便
西穂高岳への玄関口、新穂高ロープウェイでは、通常の営業時間の後、期間限定で夜間にロープウェイを運行し、標高2156mのクリアーな空に広がる満天の星を楽しんでもらうサービス「星空観賞便」を行なっています。そこで2月に開催された「星空観賞便」に実際に参加し、そのとき見られた美しい星空の様子とともに「星空観賞便」に参加されていた方々の様子を紹介します。

目次

目次
天文現象カレンダー
4月に見ごろを迎える12P/ポン・ブルックス周期彗星/中野主一
月のある絶景/榎本 司
5月の星空と天体観測/沼澤茂美、脇屋奈々代
ASTRO NEWS/内藤誠一郎、塚田 健、三浦飛未来
星雲・星団案内/津村光則
天文学コンサイス/半田利弘
2024年度打ち上げに向けて だいち4号、スタンバイ!/編集部
カイロス初号機打上げ/榎本 司
基本機能+自作ウエッジでチャレンジ!Seestar S50による長時間露出/山崎明宏
新穂高ロープウェイ“星空観賞便”/編集部
白熱のCP+会場から新製品・イチオシ天文機材をピックアップ!/井川俊彦
シグマ 驚愕の大口径対角魚眼レンズ 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE │ Art 誕生 沼澤茂美
星空に会いに行く・撮りに行く/成澤広幸
RC ASTROの画像処理ツール5選(8)/西條善弘
N.I.N.A. Version2.0(7)/須永 閑
TG情報局( 新製品情報ほか)
プラネタリウム100年地上の星を訪ねて/塚田 健
マサが行く!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!
ASTRO SPOTS
全国・天文イベント情報
リーマンサット a go-go!/ヨッシー
今日からロケッティア!/足立昌孝
宇宙天気/篠原 学
天文データ/相馬 充
流星ガイド/長田和弘
星食ガイド/広瀬敏夫
変光星ガイド/大島誠人
太陽黒点近況/時政典孝
小惑星ガイド/渡辺和郎
人工天体ガイド/橋本就安
惑星の近況/堀川邦昭、安達 誠
彗星ガイド/中野主一
広告索引
応募用紙
奥付
読者の天体写真
入選者の声 (最優秀賞受賞者手記)
星のある場所 森 雅之

 

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