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内容説明
裏切者・アキラに仇なした後、坂田父子は次なる贄を求め、新条の核心地・農協に向かう。
滝川が巡らした幾重もの罠が春原を追い詰めるが、彼にはおよそ計り知れぬ策があった。
「罪の共有だよ」
新条の無辜の市民を巻き込んだ壮絶極まる無差別の殺し合い、新条農協石打ち事件とは一体…!
緊縛の13日は数多の犠牲で締め括る。超加速鬼憑バイオレンス狂乱の12巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
7
表紙は滝川。元薬物中毒者で現在はアルコール中毒者だが、極めて優秀な刑事だ。前巻の終わりでやるかと思った般若の過去の掘り下げは無し。農協に集まりつつある面々。奇面組のリーダーの般若の目的の詳細が明かされる。これまでの殺戮にはちゃんと意味があった。そしてまさかのゾンビ映画的展開が凄すぎて笑いが出てくる。このケイオスっぷりは他では味わえない。天狗は奇面組の中でもタカ派なのに某人物をずっと気遣うなど人間らしい面があって良い。五度目くらいのタイトル回収もクール。『鬼ゴロシ』は坂田と般若のダブル主人公の話だと思うね。2023/11/20
わーぷ
3
新条農協石打ち事件開幕。もうめちゃくちゃだよ!でもこの展開が見たかった!前巻からフルスロットルで本当に面白くなりましたね。このまま最後まで駆け抜けて欲しい。2023/11/07
ドント
2
これ以上ムチャクチャにはならねぇだろうと思っていると、そのハードルを余裕で越えてくる。何度でも越えてくる。新刊が出るたびに同じことを書いているので6回くらい書いただろうか。物凄い展開ばかりが爆裂して脳に熱い血が走る。これでまだ「祭り」が控えてるんだぜ。どうすんだよ。我々リアタイ組はいいけど後年これを一気読みする人はしんじゃうよ?2023/11/20