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内容説明
一人目の贄は、一角・竹本。
坂田の復讐は狂と暴により加速する。
目指すは全ての仇が集う高倉山。
貴重な鬼を失った奇面組は痛手を感じさせる事もなく、将門との決戦に衝動を滾らせる。
「まだまだ血が足りねえな」
だが血と死を望む首魁・春原は自身もまた黒く淀んだ返り血を全身に浴びる事となり…!?
大反響鬼憑暴虐サスペンス、 因果巡り運命流転する第7巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
7
暴虐の鎮魂歌が打ち鳴らされる7巻。6巻の表紙から7巻の表紙は予想がついた。高倉山の合戦が開始。毎度のことながら人がとにかく死にまくる、殺されまくる。新条側と将門側の熾烈な戦い。将門側は鎧を着込んでいるのが何人もいる。『バンデット』も『KILLER APE』もそうだったが、河部さんは戦争を描きたいのだろう。坂田があまり出てこないで奇面組が暴れ回ってる方が面白い。彼らは坂田と違って情緒豊かで人間臭い。リーダーの般若は第二の主人公とも言える描写をされている。私の名前が般若とほとんど同じだから感情移入してしまう。2022/07/17
ドント
4
あ~っもうムチャクチャだよ! 平成の中頃だってのやな変態武士やお年寄りや女子供を動員した殺戮合戦がはじまっちゃったよ!! ラストの引きのここに「妻を失い子を取り戻そうとしている悪鬼の主人公」が来るんでしょ!? もう知らねぇよ俺は!!2022/06/20
わーぷ
3
高倉山合戦が想像以上に合戦だった。でもテンポがいいようで悪いのは相変わらず。奇面組メンバーを1巻で1人は殺すぐらいでやって欲しい。2022/06/27